ルイス・リオハの痛恨の負傷再発:足底脂肪体断裂のメカニズムと異例の怪我の全貌

今季開幕からチーム全体および個人としても厳しいスタートを切っていたルイス・リオハは、アラベス戦の63分に途中出場し、78分に貴重な決勝ゴールを叩き込んだものの、直後の80分に負傷でピッチを後にするという「15分間の歓喜と悲劇」に見舞われた。試合後、リオハ本人が抱えている異例の負傷の全貌を明かした。

ルイス・リオハが苦しんでいるのは「足底脂肪体断裂(rotura de la grasa plantar)」という非常に厄介な障害である。ここ数週間にわたり治療とリハビリを重ねて順調に回復プロセスを進めていたものの、実戦復帰によって回復段階にあった組織を再び痛め、治療の成果が振り出しに戻ってしまったという。

ルイス・リオハは試合後『本当に厄介な怪我だ。足底脂肪体が断裂している。どうしてもピッチに立ってチームを助けたかった。だが練習と実戦では強度が全く違う。ゴールの場面で強い踏み込みをした瞬間に激痛が走り、振り出しに戻ってしまった。前回と同じ深刻度でないことを祈るばかりだし、せめてチームのグループに留まり続けたい』と切実な心境を吐露した。

医学的背景として、足底脂肪体(または踵骨脂肪褥)は踵や中足骨の下に位置する脂質組織の層であり、歩行や走行時の足裏への衝撃を最大80%軽減する天然のクッションの役割を果たしている。着地時には体重の110%、ランニング時には最大250%の負荷が踵に集中するため、極限の身体的プレッシャーがかかる試合中、特に得点シーンのような急激な加重によって強烈な引張力が生じ、組織が破壊された。足底筋膜炎と誤認されやすいこの障害は組織の弾力性や厚みが失われることで発生し、アスリートにとって極めて治療が難しく継続的な痛みを伴う。(via MARCA)