データが暴く冷酷な現実:過酷なラ・リーガのカード地獄
アロウナ・サンガンテが後半に受けた不可解な一発退場を巡り、スペイン国内ではテレビ番組「エル・チリンギート」などを中心に、深夜まで大激論が交わされています。元審判のラファ・ゲレーロ氏やパハレス・パス氏らは、『ボールを先にクリアしており、その後の接触は不可避の残余的なものであるため、退場は絶対にあり得ない』と主張する一方、ウリサル・アスピタルテ氏は『足を引っ掛けて滑っており意図的だ』と指摘するなど、意見は真っ二つに割れています。
しかし、判定の主観性を抜きにしても、データが示すセビージャFCに対する制裁の厳しさは、もはや偶然のレベルを超えています。
セビージャは開幕からのわずか4試合で、他チームから受けたファウルではなく、自分たちが宣告された「与えたファウル数」がリーグ最多の67回を記録。さらに、提示されたイエローカードはリーグ2位の13枚(1位のエスパニョールとわずか1枚差)、レッドカードにいたっては最多タイの2枚を数えています。すでにジョン・グリディ、スアソ、イサク・ロメロ、ミゲル・シエラが早くも2枚の警告を蓄積しており、キケ・サラスは累積により1試合を欠場、今度はサンガンテが金曜日のバレンシア戦を出場停止で欠場することが決定的となっています。
この「審判に狙われるセビージャ」という構図は、昨シーズンから根深く続いています。
昨季のセビージャは、リーグ最多のイエローカード105枚を提示され、反則数はリーグ3位、与えたPKの数は最多タイの11回を記録しました。今季は幸いにもPKは一度も与えていませんが、逆にアトレティコ・マドリード戦でキケ・サラスが明らかに蹴られたシーンでPKが流されるなど、判定の不公平感ばかりが募っています。
かつて指揮を執ったマティアス・アルメイダ前監督も、判定の冷遇さに激しい怒りを表明していましたが、ガルシア・プラサ監督もその苦しいバトンを引き継がざるを得ない状況に直面しています。 (via ElDesmarque / Estadio Deportivo)