26年の歴史に刻む偉業!スタシンが証明した天性の得点DNA

エスパニョール戦で鮮烈なデビューを飾り、誰もが驚く歴史的快挙を成し遂げたのが、ベルギー代表の若き大砲ルーカス・スタシンです。

後半52分にピッチに投入されたスタシンは、わずか33分間で決定的な仕事をやってのけました。67分にジョン・グリディのお膳立てからファーストシュートを放ち(相手GKマルコ・ドミトロヴィッチにセーブされる)、その直後の85分には、ホセ・アンヘル・カルモナの力強いロングスローから、密集地帯で相手にマークされながらも、アクロバティックにボールを浮かせて豪快なボレーシュートを突き刺しました。

このゴールは、21世紀以降のセビージャFCにおいて「デビュー戦で初ゴールを決めた8人目のFW」という、クラブの26年の歴史の中でも極めて希少なリストに名を連ねる偉業となりました。

この特権的なクラブには、かつてジュリオ・バチスタ氏、ウィサム・ベン・イェデル氏、ステヴァン・ヨヴェティッチ氏、アンドレ・シウバ氏、そして直近ではネアル・モペイ氏といった錚々たる歴代エースストライカーたちが名を連ねています。

試合後、スタシンは興奮冷めやらぬ様子でこのように語っています。

『最後までファイトした。1人少ない状況での戦いは本当にタフだったけれど、この勝ち点1は大きな意味がある。デビューできて、しかも初ゴールを決められたことは言葉にできないほど嬉しい。でも、気持ちはすでに次の試合に向かっている。このチームを助けるために、これからも自分の持てる力をすべて出し尽くしたい。ここに来てから、チームメイトたちが温かく迎えてくれて、とても心地よく過ごせているよ』

わずか5日前にセビリアの地に降り立ち、ガルシア・プラサ監督のもとでわずか4回の練習しかこなしていない中でのこの活躍は、まさに「天性の得点感覚」と言うほかありません。

実は、彼には驚くべきサッカーの系譜があります。父親のステファン・スタシン氏、叔父のセバスティアン・スタシン氏ともにプロで活躍した元サッカー選手であり、従兄弟のゼノはSDウエスカのユース、もう一人の従兄弟ノアもベルギーのオリンピック・シャルルロワでプレーしています。一家に受け継がれる強烈な「フットボールのDNA」が、スペインの地でも一瞬にして開花した瞬間でした。 (via Estadio Deportivo)