アンセルミ監督の歓喜と勝因!10人での適応力と審判批判・采配の舞台裏

開幕からの苦しい時期を乗り越え、敵地で価値ある勝点3を手にしたマルティン・アンセルミ監督は試合後の記者会見で喜びと手応えを語った。

指揮官は試合の価値について次のように振り返った。

『前節までのサン・マメス(1-1)やレアル・マドリード戦(2-3)でも手応えを感じていたが、結果がついてこず報われない感覚があった。勝利はすべてに対する最高の解毒剤であり、代表中断期間を前にこれ以上ない結果となった。10人になりながらも全員がすべてを捧げ、エルチェらしく泥臭く立ち向かったからこそ、この3ポイント以上の価値がある』

チーム全体の奮闘を称え、個人の活躍以上に集団としてのまとまりを強調した。

『全員を誇りに思う。ロイのクロスがなければフェルのゴールも生まれなかった。サッカーは全員で戦うスポーツであり、今日のヒーローはチームそのものだ』

6分での退場劇というアクシデントに対するチームの適応力についても高く評価した。

『今週、チームにはスマートに競い合おうと伝えていた。スマートであるということは、ピッチ上の出来事に適応するということだ。今日の選手たちは見事に対応し、自らのサッカーを展開してくれた』

一方で、試合中の判定に対しては不満を口にする場面もあった。チェペダのシュートがポストに嫌われた場面や、モルシージョが完全に抜け出した局面で誤ってオフサイド判定を受けたことに対し、次のように指摘した。

『モルシージョがGKと1対1になる決定機で不当なオフサイドを取られた。審判のミスは起こり得るものだが、現在の技術があれば防げたはずの誤審だ』

また、過密日程と選手起用についての裏側も明かした。早期退場となったレドンドについては『直接は話していないが、みんなと共に大喜びしていた。肩の荷が下りたはずだ』と語り、ベンチ入りしながら出場しなかったファクンド・ブオナノッテについては『試合展開がセンターバックの投入やカウンター型の選手を求めていたためだ』と説明。遠征メンバーから外れた若手アリ・ウアリについても『非常に高く評価している素晴らしい若手だが、人数の関係上の判断だ』とフォローを入れた。

サポーターや家族への感謝も忘れず、次のように締めくくった。

『この勝利は家族やサポーターに捧げるものだ。敵地で10人になりながら勝ち取ったこの勢いを胸に、代表期間明けに向けてさらに成長していきたい』(via MARCA)