アトレティコB セグンダ昇格ならず トーレス監督の悔闘

フェルナンド・トーレス監督率いるアトレティコ・マドリードBは、セグンダ・ディビシオン(ラ・リーガ・ハイパーモーション)への昇格を懸けたプレーオフ準決勝でポンフェラディーナと激突した。アウェーでの第1戦(エル・トラリン)を0-0で引き分け、ホームでの第2戦で決着をつけるべく臨んだが、前半7分に相手ストライカーのケイタに強烈なゴールを奪われ、0-1で敗退。昇格の夢は絶たれた。

試合は立ち上がりから緊張感に包まれ、イエローカードが飛び交う展開となった。先制を許したアトレティコBはボールを保持して打開を図ったが、ポンフェラディーナの組織的な守備と徹底した時間稼ぎの前に沈黙。ラファ・ジョレンテやカスティージョ、ボニャル、クボらが果敢にシュートを放つも、相手GKアンドレス・プリエトの好セーブやポストに阻まれ、最後まで1点が遠かった。

試合後、フェルナンド・トーレス監督は毅然とした態度で敗戦を振り返り、『この敗退を勝ち抜くための2試合があったのだから、言い訳はできない。相手の挑発に乗るべきではなかった。絶え間ないプレーの停止により、試合で何が起こったのかを分析するのは難しいが、私たちは勝ち上がるのに十分なチャンスを作り出せなかった』と語った。

相手のファウル戦術については『それは彼らのプランの一部だった。選手たちはこういうことにも対応してプレーできなければならない。偉大な選手はマンマークに慣れる必要がある。私たちはそれを越えて準備しなければならないが、これもサッカーで許されていることだ』と理解を示した。

また、時間稼ぎについては『いつもの問題だが、審判にはあまりにも多くの責任が負わされている。実質的なプレー時間で試合を行うべきだが、もしそうなら時間稼ぎは起きないだろう。審判は試合で一定の基準を保とうと努めていた。審判について話すことは何もない。私たちが良かった時もあれば、そうでない時もあった。言い訳は好きではない』と見解を述べた。

シーズン全体については『今この瞬間にシーズンを評価するのは難しい。痛みしか残っていないし、私たちはもっとやれるチームだと思っていた。自分たちの手でチャンピオンになれるチャンスがあった。私たちにとって素晴らしい一年だった。皆で力を合わせてシーズン中ずっとプレーオフ圏内にいた。サッカーでは常に勝てるわけではなく、それはチームとして起こったことだが、個人的なレベルでは素晴らしいレベルを示した選手もいる』と総括し、『コーチングスタッフとしても大きな成長があった。どうすれば改善し続けられるかを見つけるために、状況を好転させなければならない』と前を向いた。

最後に選手たちへ向けて『とても誇りに思う。私にとってこのグループの選手たちを持てたことは贈り物だった。今、彼らは非常にフラストレーションを感じているだろう。今になって、出場時間の長短に関わらず彼らを指導できたことが私にとって贈り物だったと気づかされる。彼らが望んでいた結果へ手助けできなかったのが残念だ』と愛情溢れるメッセージを送った。(via Estadio Deportivo / MARCA / SPORT)