左サイドバック補強 ククレジャ獲得とルッジェーリの放出計画
マテウ・アレマニーは、近年のアトレティコにおいて最大の弱点となっている左サイドバックの問題を解決するべく、チェルシーに所属するマルク・ククレジャの獲得を今夏の最優先事項に掲げている。強力なウインガーと対峙する機会が多い同ポジションにおいて、ククレジャの加入はチームのレベルを飛躍的に引き上げる絶対的な保証になると見込まれている。アトレティコはバルセロナやマンチェスター・シティとの熾烈な争奪戦を制する必要があるが、選手自身はプレミアリーグに残るよりもスペインへの復帰を望んでいる。
しかし、ククレジャはチェルシーと2029年まで契約を結んでおり、獲得には多額の資金が必要となる。この移籍が実現した場合、大きな影響を受けるのがマッテオ・ルッジェーリだ。ルッジェーリは今季ディエゴ・シメオネ監督の下で47試合に出場し、合計3485分間のプレーで7アシストを記録。チーム内で7番目に出場時間が長い重要な選手であったが、左サイドバックの絶対的なレギュラーを確保するための玉突き人事として、放出リストの筆頭に挙げられている。
アトレティコは、イタリアのカルチョで依然として高い評価を受けているルッジェーリの売却により、昨夏に投資した1700万ユーロを大きく上回る資金(現在の市場価値は約2800万ユーロ)を回収できると踏んでいる。また、トップチームの試合でフリオ・ディアスが好パフォーマンスを見せたことで、負担の少ない試合でのバックアッパーの目処が立ったことも、ルッジェーリ放出の決断を後押ししている。イタリア代表の候補にも名を連ねる彼には、母国イタリアの複数のクラブから熱視線が送られている。(via MARCA)