ベルナルド・シウバ獲得争奪戦でポールポジションに

マンチェスター・シティとの契約が満了し、今夏のフリー移籍市場で最も注目を集める存在となっているベルナルド・シウバ(31歳)の争奪戦において、レアル・マドリードが圧倒的な優位に立った。

数日前まで、このポルトガル人ミッドフィルダーの獲得レースはアトレティコ・マドリードとFCバルセロナがリードしていた。アトレティコはグリーズマン退団後のプロジェクトの中心として長期契約と高額な契約金を提示し、バルセロナのデコSDも彼を市場の絶好の機会と捉えていた。しかし、レアル・マドリードにジョゼ・モウリーニョが監督として就任したことが、状況を完全に覆した。

モウリーニョはベルナルド・シウバを中盤補強の「絶対的な優先事項」に指定。即戦力であり、クリエイティブなゲームメーカーとしてモドリッチの穴を埋める存在として高く評価している。モウリーニョ自らがベルナルドに直接電話をかけ、『自身の第2期レアル・マドリードで共に戦ってほしい』と熱烈なラブコールを送った。モウリーニョは彼のピッチ上での戦術的な多様性や競争経験だけでなく、9シーズン過ごしたシティで見せた、常に個よりもチームを優先するリーダーシップと献身性をドレッシングルームに求めている。

このモウリーニョからの直接の連絡により、ベルナルド・シウバはアトレティコとバルセロナとの交渉を即座に「保留」にし、レアル・マドリードへの移籍へと大きく傾いた。レアル・マドリードはすでに正式なオファーを提示しており、契約は2028年6月までの3シーズンで、さらに1年の延長オプションが付く見込みだ。

交渉の進行を加速させているのが、代理人のジョルジュ・メンデスの存在である。モウリーニョとベルナルド双方の代理人を務めるメンデスは、マドリードの首脳陣(ホセ・アンヘル・サンチェスやジュニ・カラファト)と非常に良好な関係を築いている。

ベルナルドはポルトガル代表としてワールドカップを戦う前に、6月17日までに移籍を完了させることを望んでいる。移籍が実現すれば、モナコ時代(2016-17シーズン)にチームメイトだったキリアン・エムバペとサンティアゴ・ベルナベウで再会することになる。(via Esport3)