クラブレジェンドのカプデビラが語る熱狂のア・コルーニャとガリシア・ダービーの復活

2000年代の黄金期にデポルティーボ・ラ・コルーニャで7年間にわたり左サイドバックとして活躍し、後にビジャレアル移籍を経て2010年W杯を制した元スペイン代表のジョアン・カプデビラが、LaLigaのイベントに伴いア・コルーニャの地を再訪しました。

ひさびさにリアソールの空気を感じ取ったカプデビラは『7年間というかけがえのない素晴らしい時間を過ごした思い出の街に再び戻ってこられるのは、いつだって最高の喜びだ。ここには忘れられない記憶がたくさん詰まっている。今でも離れた場所からデポルの戦いを常に見守っているし、クラブの成功を誰よりも願っている』と溢れる愛を語りました。

厳しい低迷期を乗り越えて1部に帰還したクラブの歩みについては『3部リーグ(Primera RFEF)まで転落し、泥水をすするような辛い時期を過ごしながら這い上がってきた。ようやく本来あるべき相応しい場所へ戻ることができ、一人のファンとして本当に胸がいっぱいだ。一瞬の夢で終わらせることなく、何年間もこの最高の舞台に留まり続けてほしい』とエールを送っています。

アントニオ・イダルゴ監督率いるチームのパフォーマンスに関しても称賛を惜しまず『今シーズンの戦いぶりには目を見張るものがある。ただ素晴らしいのは今年だけでなく、すでに2部(LaLiga Hypermotion)の段階から他とは一線を画す魅力的なサッカーを展開していたことだ。上のカテゴリーに昇格しても自分たちの成功をもたらした強みやスタイルを見失わずに戦えているのは非常に頼もしいサインだ』と評価しました。

一方で、開幕からの好調に沸き立つア・コルーニャの街の雰囲気に対しては、ベテランらしい冷静な姿勢も示しています。『新しい補強選手たちが即座にチームの中心としてフィットし、素晴らしいパフォーマンスを発揮している。素晴らしいロケットスタートを切れたことは何よりだが、リーグ戦は全38試合におよぶ非常に長い戦いだ。シーズン中には必ずスランプや苦しい時期が訪れるものであり、一度躓いた時に態勢を立て直すのは容易ではない。ア・コルーニャは熱狂的なサッカーの街であり、3部や2部時代でさえスタジアムに2万人から2万5千人もの観客が詰めかけていた。長年待ち望んだ1部の舞台だけにファンが盛り上がるのも当然だが、目の前の1試合1試合をじっくり楽しんでほしい』とアドバイスを述べました。

さらに、ライバルであるセルタ・デ・ヴィゴとの「ガリシア・ダービー」が1部に復活することについても期待を寄せています。『ついにこの時が来た。エンターテインメントやスペクタクルの観点から言っても、ガリシア・ダービーは実に素晴らしい。このガリシアの地で数多くのダービーを戦ってきた経験から言っても、やはり1部の舞台にこの戦いを取り戻すことが絶対に必要なことだった。両チームのサポーターがこの特別な熱気を存分に楽しみ、最終的に勝利の女神がデポル側に微笑んでくれることを願っている。何より暴力やトラブルのない、すべての家族が安心して楽しめる純粋なスポーツの祭典になってほしい』と思いを明かしました。(via Estadio Deportivo)