驚異の決定力29.63%!シュート数最少ながら得点量産を誇る攻撃陣の秘密

1部昇格組でありながら開幕4試合を2勝2分けの無敗で乗り切り、勝ち点8を獲得して一躍注目の的となっているデポルティーボ・ラ・コルーニャ。対戦相手からも危険な存在として警戒を強められる中、チームの快進撃を支えているのは他クラブを圧倒する「異次元のゴール決定力」です。

開幕からの4試合で挙げた総得点は「8ゴール」。1試合平均2得点という高い攻撃力を発揮しており、特に直近のバレンシア戦とビジャレアル戦の2試合だけで計6ゴールを奪い取る猛爆を見せています。

しかし衝撃的なのは、その得点効率の高さです。デポルティーボの1試合平均シュート数はわずか「8.3本」にとどまり、これはLaLiga全20チームの中で最も少ない数値となっています。リーグ最多のバルセロナ(1試合平均21本)やレアル・マドリード(平均20本)、ベティス(15.8本)、アトレティコおよびビジャレアル(15.3本)などと比較しても圧倒的に少ない試行回数です。また、枠内シュート数においても1試合平均3.5本でリーグ16位に甘んじています。

それにもかかわらず、決定機会をゴールへと結びつける「シュート決定率(efectividad goleadora)」はなんと「29.63%」を記録。バルセロナ(25.37%)、ラシン(21.88%)、アラベス(21.28%)、ラヨ(20.00%)といった並み居る強豪を抑えてリーグ単独トップに君臨しています。さらに、絶好のゴール機会を逃した回数(ocasiones claras falladas)は開幕からわずか「2回」のみで、こちらもリーグで最も少ない数字を保持しています。

シュートの距離や角度からゴールの確率を算出する指標「ゴール期待値(xG)」においても、デポルティーボの累積期待値は「3.71」(リーグ17位相当)となっており、実際のゴール数(8得点)は計算上の期待値を2倍以上も上回る脅威的なパフォーマンスを見せています。

アントニオ・イダルゴ監督が仕込む緻密な戦術のもと、衰えを知らない永遠のストライカー、ピエール=エメリク・オーバメヤンを中心とする攻撃陣が、極めて少ない決定機を寸分の狂いもなくゴールへと変換する恐るべき勝負強さを体現しています。(via SPORT)