ハンジ・フリックとシュスターの系譜
現在のバルサでペップ・グアルディオラ以来となる絶大な支持を集めるハンジ・フリック監督と、1980年代にクラブの絶対的エースとして君臨したベルント・シュスター。バルセロナの歴史において最も強い影響を与えた2人のドイツ人の足跡が比較されています。現役時代、両者ともにミッドフィルダーを務めましたが、シュスターが圧倒的な技術とFK、パスセンスで試合を支配する天才司令塔であったのに対し、ハンジ・フリックは戦術的インテリジェンスと献身性でチームを支えるハードワーカーでした。
2人とも名将ウド・ラテック監督と浅からぬ縁があり、ラテックはバイエルンでハンジ・フリックをトップチームデビューさせた恩師であり、バルサではシュスターと激しく衝突した相手でもありました。また、シュスターはハンジ・フリックの監督就任当初、『バルサの問題は根深く、誰が監督になっても解決できない』と冷ややかな見方を示していましたが、チームが圧倒的なサッカーを展開するようになると、『現在の素晴らしい快進撃は同郷フリックの手腕のおかげだ』と大絶賛へ前言撤回しました。時代を超えた2人のドイツ人が、バルサの歴史に深い足跡を刻んでいます。(via SPORT)