ケイラー・ナバスが明かす2015年「FAX事件」の夜の真実
かつてレアル・マドリードのゴールマウスを守り、チャンピオンズリーグ3連覇の金字塔を打ち立てた元コスタリカ代表GKケイラー・ナバスが、2015年の移籍市場最終日に発生したサッカー史に残る「FAXトラブル破談劇」の生々しい舞台裏を告白した。
当時、レアル・マドリードはマンチェスター・ユナイテッドからダビド・デ・ヘアを獲得するため、ナバスを譲渡要員として受けて立つ取引を進めていた。ナバス自身はマドリードに残りたいと切望していたものの、クラブ間の交渉は成立寸前まで進み、彼は移籍に向けた準備を余儀なくされていた。
しかし、移籍期限ギリギリで両クラブ間の書類到着が間に合わず、移籍は土壇場でまさかの破談となった。ナバスはこの奇跡のような夜を振り返り、『デ・ヘアの書類が間に合わずレアル・マドリードに残れると知らされた瞬間、私は妻とともに嬉しさのあまり一晩中泣き明かした』と打ち明けた。
さらにナバスは、『私は世界最大のクラブから離れたいと思ったことなど一度もなかった。8歳の頃からインタビューでマドリードの選手になると答えていたくらい、ここでのプレイは夢だった。神様が私にチャンスを与えてくれた』と溢れるマドリーニズモを熱弁。あのアドミニストレーション上の世紀のミスが、結果としてナバスによるマドリード黄金期樹立という運命のシナリオを紡ぎ出すことになった。(via SPORT)