スソ・フェルナンデス:カディスでの電撃引退が決定、古巣セビージャから感謝と愛の惜別メッセージ

かつてセビージャで数々の歓喜をもたらした稀代の天才、スソが32歳という若さで電撃的に現役を引退することを決断しました。この発表を受け、セビージャはクラブの公式SNSを通じて『ドゥン・ヘスス・ホアキン・フェルナンデス・サエス・デ・ラ・トーレ・"スソ"。あなたが私たちのクラブの歴史の一部となってくれたことを誇りに思います。あなたのフットボールに感謝します!』という、深い愛と敬意に満ちた言葉を送り、彼の数々の名場面をまとめた映像を公開しました。

スソは2020年1月から2025年6月までセビージャでプレーし、173試合10ゴール20アシストを記録。2度のヨーロッパリーグ制覇に貢献しました。特に2023年の準決勝ユベントス戦での同点弾は、クラブの歴史に永遠に刻まれる伝説となっています。ACミランから総額2170万ユーロで加入した彼は、クラブ史上4番目に高額な移籍金での加入でした。

その後、地元であるカディスに復帰したスソでしたが、チームは低迷し、自身もコンディション不良に苦しみ今季はわずか20分間の出場に留まっていました。カディスは財政難からスソの高額な給与を整理する必要があり、契約解除を求めていました。スソは給与の6年分割案などを拒否した末に、現役を退いてカディスの制度的代表に就任することを受け入れました。

スソは自身のSNSで『一歩退く時が来た。これほど大きな意味を持つものに別れを告げるのは簡単ではない。どのような形であれ、これを可能にしてくれた一人ひとりに感謝したい。特に、物事がうまくいかなかったここ数ヶ月、多くの人々から本物の愛情、サポート、寄り添いを感じた。それは一生心の中に持ち続ける。いつも心で生きてきた。頭よりも心で動くことが多かったが、それが私だし後悔はない。夢を叶えられたのだから。決して忘れることのない瞬間、経験、人々をこの夢は私に与えてくれた。時には思い通りにならないこともある。人生は予期せぬ道へ導くものであり、傷ついても身を引くべき時を知らなければならない。今日、身を引くのは、貢献をやめるためではなく、別の場所、異なる視点、そして何よりも違う役割から助け続けるためだ』と綴り、静かにスパイクを脱ぎました。(via ESTADIO Deportivo)

レナト・サンチェス:超大物代理人メンデスの「お荷物」に絡む怪しい売り込みの裏事情

かつて欧州最優秀若手選手賞「ゴールデンボーイ」に輝いたポルトガル代表MFレナト・サンチェス(29歳、パリ・サンジェルマン所属)の名前が、セビージャの補強候補として急浮上しています。しかし、この話の裏にはサッカー界の闇と、代理人ジョルジュ・メンデス氏の巧妙な思惑が透けて見えています。

この話はメンデス氏からの売り込みから始まっていますが、セビージャの関係者はこの申し出を極めて警戒しています。なぜなら、昨年メンデス氏は、当時セビージャのSDだったアントニオ・コンドン氏に貸した恩を回収する形で、DFファビオ・カルドーゾを押し込みました。カルドーゾは年俸250万ユーロというセビージャにとって莫大な財政的お荷物となりながら、ガルシア・プラサ監督から一度も起用されず、今夏は追放されて単独練習を行う状態でありながら、いまだに移籍先が決まっていません。

今回、メンデス氏がPSGで構想外となりギリシャなどへのローンを繰り返しているレナト・サンチェスを売り込んできたのは、再びセビージャにリスクのある取引を飲ませようとしているのではないかという疑念を生んでいます。彼の高額な給与は、ただでさえサラリー上限を超過しているセビージャにとって極めて危険な賭けです。(via Diario de Sevilla)