デポルティボ戦の選手採点。孤軍奮闘の門番を除き、守備陣は軒並み壊滅評価

試合後、現地メディアやファンの怒りはすさまじく、バレンシアの選手採点では唯一の例外を除いて恐ろしいほどの低評価が並びました。

ストーレ・ディミトリエフスキ 【評価:7】

3点を奪われはしたものの、オウンゴールと至近距離でのノーマークの状況であり失点に責任は一切ありません。むしろオーバメヤンらの決定的なヘディングやシュートを幾度も驚異的な反応で防ぎ、試合をこれ以上の歴史的大惨事にさせなかった唯一のヒーローです。

セサル・タレガ 【評価:0】

今季最悪と言える出来でした。不運なオウンゴールを記録しただけでなく、オーバメヤンの圧倒的なスピードと経験に完全に翻弄され、コントロールミスやポジショニングミスを連発。終始不安そうにプレーしていました。

ムクタル・ディアカビ 【評価:1】

今日のキャプテンマークを巻いたものの、守備はパニックに陥り不安定そのものでした。後半には手痛い2つ目のオウンゴールを決め、軽率なファウルで無駄なイエローカードももらうなど散々な出来でした。

アルナウ・マルティネス 【評価:4】

負傷したマフェオに代わって加入後初スタメンを務めましたが、システム変更の混乱と周りの壊滅的な守備のあおりを受け、自身の良さを全く出せない悲惨なデビューとなりました。

ペペル 【評価:4】

負傷したギド・ロドリゲスの代わりに本来のアンカーに戻りましたが、いつものような安定感は影を潜め、プレッシャーにさらされて不用意なロストを繰り返しました。

ハビ・ゲラ 【評価:4】

前半の立ち上がりは完全に消えており、オウンゴールのコーナーキックを招く守備のミスにも関与。前半アディショナルタイム3分に佐藤からの素晴らしいパスを受けて決定機を迎えましたが、シュートを大きく外して同点のチャンスを逃しました。

佐藤龍之介 【評価:3】

技術的な才能は誰もが認めるものですが、チーム全体が防戦一方でボールを保持できない時間帯が続くと完全に孤立し、守備時のフィジカル戦でも劣勢に立たされて全く存在感を示せませんでした。

ダニ・ラバ 【評価:3】

すでにフロントから戦力外通告を受けているにもかかわらず、3-1と敗色濃厚となった残り時間わずかの場面で「何かを起こしてこい」と投入されました。このチグハグな起用についてメディアは、現地フロントがクラブ上層部に向けて『私たちのベンチの選手層の薄さを見ろ』と皮肉を送るためのパフォーマンスだったのではないかと推測しています。 (via SPORT)

野戦病院と化したバレンシア。ギドやマフェオに加え多くの主力を欠く深刻な怪我人事情

今回のデポルティボ戦で戦術的な選択肢が極めて狭まってしまった最大の要因の一つは、チームを襲っている深刻な怪我人の続出です。現在、バレンシアの控室はまさに「野戦病院」のような悲惨な状況になっています。

中盤のダイナモであるギド・ロドリゲスが右太ももの負傷で離脱し、前節で筋肉を痛めた右サイドバックのパブロ・マフェオも欠場。さらに、デ・ハース、コペテ、ディエゴ・ロペス、そしてセルジ・カノスといった、チームの根幹をなす主力や実力派の選手たちが軒並み治療室を埋めています。

唯一のポジティブなニュースは、6ヶ月以上の長期離脱を乗り越えてディミトリ・フルキエが奇跡的にベンチに復帰したことですが、コルベラン監督の手元にある控えメンバーのリストはあまりにも脆弱で、選手層の薄さが試合での交代策の遅れや質の低下に直結してしまいました。 (via Superdeporte)