ブラジル代表のハイテクNFL式トレーニングとF1シミュレーター

カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジル代表が、W杯に向けた準備で他のスポーツの要素を積極的に取り入れている。セットプレーの改善を重要視するアンチェロッティは、アメリカンフットボール(NFL)のクォーターバックが使用する戦術確認用のリストバンドを導入。マルキーニョスやガブリエウら守備の要が、手首の透明なバイザーに仕込まれた戦術カードを確認しながらトレーニングを行っている。さらに、ホテルでのリラックス方法として、ブラジル国民に絶大な人気を誇るF1のドライビングシミュレーターを設置。選手たちがハンドルを握って白熱のタイムアタックを繰り広げ、チームの結束を高めている。(via MARCA)

ハキミの自転車通勤とエンリケ監督の教えによる精神的進化

モロッコ代表のキャプテン、アクラフ・ハキミが合宿地で見せるリラックスした姿が話題になっている。彼はニュージャージーの練習場まで、大勢のセキュリティに囲まれながらも、のんびりと自転車を漕いで通勤している。ハキミはパリ・サンジェルマンのルイス・エンリケ監督の指導により、精神的にも肉体的にも大きな進化を遂げたと語る。『彼のおかげで、私たちは互いのために走り、家族のようなチームになった。私のメンタリティとピッチ上での振る舞いを完全に変えてくれた』。今やアフリカで最も多くのタイトル(20個)を持つ選手となった彼は、親友であるキリアン・エンバペがPSGに加入した際、スペイン語を教え合いながら築いた絆についても振り返っている。(via Mundo Deportivo)

スペイン代表の最新猛暑対策「極冷ベスト&ブーツ」

異常な高温多湿に見舞われている今大会において、スペイン代表は最新のテクノロジーを駆使した猛暑対策を導入した。Adidasが開発した「クライマクール・システム」と呼ばれる装備で、冷却ジェルが内蔵されたベストと、その冷気を逃がさない断熱ジャケットを組み合わせて着用する。これにより、深部体温を0.5度、皮膚表面の温度を最大13度も下げる効果があるという。さらに、足の過熱と炎症を防ぐための「冷却ブーツカバー」も導入。スパイクの上から直接被せることで、わずか7分間で足の温度を2度下げることができる。これらはハーフタイムや給水ブレイク時に使用され、過酷な環境下での選手の疲労回復を強力にサポートする。(via MARCA)

ラミン・ヤマルがチャタヌーガの街中で自分だらけの光景に遭遇

休暇を利用してテネシー州チャタヌーガのショッピングモールに出かけたラミン・ヤマルが、アメリカにおける自身の異常な人気を肌で感じる出来事があった。若者向けファッションブランド「アメリカンイーグル」のショーウィンドウには、巨大な自身のポスターが掲げられており、スポーツショップには背番号と名前が入ったスペイン代表のユニフォームを着たマネキンが立ち並んでいた。さらに立ち寄った宝石店では、店員から『未来は今だ』という粋な言葉と共に、ピアスを50%オフの特別価格で提供されるというサプライズ待遇を受けた。サッカー不毛の地と言われたアメリカでも、18歳の天才の知名度は完全に定着している。(via Mundo Deportivo)

W杯各国代表の多種多様なリラックス法とビエルサのジャージ愛

W杯を勝ち抜くためには、ピッチ外でのメンタルコントロールが不可欠であり、各国のスタイルが如実に表れている。スペイン代表はチェス、パルチス(すごろく)、PlayStationに熱中しており、特にガビはW杯の決勝かのようにボードゲームに命を懸けている。アルゼンチン代表はマテ茶を囲みながら、前回のカタール大会決勝前にスカローニ監督が戦術ボードの前で号泣してしまったエピソードをいじって爆笑している。イングランド代表は合宿地にライダーカップの英雄イアン・ポールターを招き、ゴルフでリフレッシュ。メキシコ代表は国立人類学博物館を貸し切りで見学して自国のルーツを確認。そしてウルグアイ代表のマルセロ・ビエルサ監督は、有名デザイナーが仕立てた超高級スーツの着用を断固拒否し、ひたすらジャージ姿を貫いて周囲を困惑させている。(via Mundo Deportivo)