ベルナベウの分裂
チャンピオンズリーグのインテル戦を3-2の勝利で飾ったレアル・マドリードだが、本拠地サンティアゴ・ベルナベウの空気は決して穏やかではなかった。とりわけ議論の標的となったのが、87分に途中交代となったヴィニシウス・ジュニオールだ。この日のブラジル人FWはドリブルの切れを欠き、判断ミスを連発。ベンチに下がる際には、スタンドから拍手と同時に大きくて鮮明なブーイングが沸き起こった。
試合後、モウリーニョ監督は『完璧な状態ではないが、ピッチ上で全力を尽くした選手は観客からリスペクトされるべきだ』と真っ先に庇った。しかし、スタジアムを後にするサポーターの意見は完全に割れている。ブーイングを支持するファンは『ここはレアル・マドリードだ。うかうかしていないで目を覚ませ』と厳しい要求を突きつける一方、擁護派のファンは『確かに不調だが、今シーズンも絶対に頼りになる存在だ。背中を押すべきだ』と主張。勝利の夜であっても妥協を許さないベルナベウの厳しい現実を、ヴィニシウスは改めて突きつけられる形となった。(via ElDesmarque)