若手主体の過剰なエネルギーと精神的支柱不在が生んだパニック
🏃♂️ 今節のスタメンにおいて、30代のベテラン選手はハビ・ガランと、30歳の節目を越えたばかりのハビ・フェバスの2人のみに留まりました。他は若手主体のエネルギッシュな構成で臨み、高い機動力と運動量で相手を凌駕する狙いがあったと見られます。しかし、フットボールにおいて重要なのはピッチ上で生成できる純粋なエネルギー(ワット数)の量だけではありません。そのエネルギーをいかに効率的に配分し、正しい方向へ走るかという質が伴わなければ意味を成さないことが証明されました。
🧊 チームにはピッチ上で明晰なビジョンと落ち着きをもたらすイアゴ・アスパスがベンチスタートとなり、戦術的な理由で外されたマルコス・アロンソのビルドアップ力、さらには負傷離脱中のボルハ・イグレシアスという攻撃の基準点も欠いていました。精神的・戦術的な支柱を同時に失ったセルタは、キックオフの笛が鳴った瞬間からパニック状態(緊張の塊)に陥りました。ゲームの流れを制御しタメを作る「パウサ(落ち着き)」が一切なく、自ら呼吸を乱して息切れしていきました。エースのイアゴ・アスパスがピッチに送り込まれた時には、すでに試合の決着は取り返しのつかない形でついてしまっていました。 (via SPORT)