カンテラ・下部組織の動向
👶 レアル・マドリードの育成組織「ラ・ファブリカ」は、FCバルセロナのラ・マシア出身である16歳のウインガー、クリフォード・ナナ・ボアディ・クシ・ギャムフアを獲得した。2010年4月生まれのナナは、2023年にバルセロナを退団後、CF Dammでプレー。右利きの左ウインガーで、圧倒的なスピードとフィジカル、ボックス内での高い決定力を誇り、今季のフベニール・ディビシオン・デ・オノールでは15試合で6ゴールを記録した。同じくDammからマドリーに加入し、スペイン代表としてW杯に出場しているビクトル・ムニョスと同じ道を歩む逸材として期待されている。
一方で、フベニールBの監督を務めていたマルコス・ヒメネスの電撃解任が波紋を呼んでいる。ヒメネスはカスティージャでラウール監督の右腕(第2監督)を務め、今季はフベニールBでアトレティコに13ポイント差をつけて圧倒的なリーグ優勝を果たした功労者だった。1月にはレアル・マドリードCの第2監督への昇格を打診されたが断っていた。今回の解任は、最近の会長選挙において、ラウールがフローレンティーノ・ペレス会長の対立候補であるエンリケ・リケルメ陣営のスポーツディレクター候補に名を連ねていたことに対する、クラブ側からの「粛清(報復)」であるとバルデベバス内では囁かれている。
なお、クラブは下部組織の指導者体制を再編。カスティージャはフリアン・ロペス・デ・レルマ監督とビクトル・セア第2監督、フベニールAはアルバロ・ロペス監督、フベニールBはアルフォンソ・ベレンゲル新監督、フベニールCはサンティ・パラシオス監督、カデテBはマルコス・メリノ監督がそれぞれ就任する。また、クラブの「カンテラ軽視」の売却方針も非難の的となっている。カルバハル、ナチョ、フラン・ガルシアらと異なり、若手を単なる資金源として扱い、今夏はカンテラーノの売却だけで6000万ユーロの資金調達を目論んでいるとされている。(via SPORT, MARCA, ElDesmarque)