ヴィニシウスの決断とチーム内への影響

フリアン・アルバレスへの巨額オファー騒動の裏で、ヴィニシウスの将来に関する動きが注目されている。ヴィニシウスは2022年に2027年までの5年契約を締結し、年俸は段階的に上がり平均してネットで1500万ユーロを受け取っており、The Best賞の受賞でさらにボーナスが追加されている。しかし、彼がキリアン・ムバッペと同等の給与を次の契約で求めたのに対し、クラブがそれを受け入れなかったため、契約延長交渉は完全にストップしている。

それでも、ヴィニシウスは契約延長の有無にかかわらず、来シーズンもレアル・マドリードに残留する確固たる決断を下した。もし契約延長に至らない場合は、2027年まで契約を全うし、フリーで退団する計画だ。本人は『レアル・マドリードの外にいる自分を想像したことはありません。ここは私の夢のクラブなので、ここにいる1分1秒を楽しんでいます。今では私はキャプテンの一人であり、それは非常に重要なことです』と語り、さらに『一生ここにいたいです。2027年まで契約があり、私はマドリードと話さなければならないし、マドリードも私と話さなければなりません。レアルは落ち着いているし、私も落ち着いています。会長は私を信頼してくれていますし、私も彼を信頼しています。待つ必要があります』と残留への強い思いを明かした。

しかし、クラブがストライカーに1億5000万ユーロを投じる姿勢を見せたことは、給与引き上げを拒否されているヴィニシウスの不満を招くリスクがある。また、ペレス会長は先日ムバッペを「マドリードの最高の選手」と称し、『ムバッペはPSGでプレーしていたポジションとは違うポジションでプレーし、少し戸惑った』と発言した。これが、ヴィニシウスを本来の左サイドから外し、ムバッペをそこに配置することを意味するのであれば、ヴィニシウスの立場は大きく揺らぐことになる。レンタルから復帰するエンドリッキもまた、新FWの加入により再び脇役に追いやられる懸念がある。なお、ヴィニシウスは過去12ヶ月間で5434分をプレーし、ワールドカップに出場する全選手の中で7番目に多くの出場時間を記録している。(via ElDesmarque)

(via Mundo Deportivo)

(via SPORT)

モウリーニョの補強リスト:ディフェンス編

モウリーニョ監督の就任に伴い、昨シーズンの守備崩壊を立て直すための大規模な再編が始まっている。ダニ・カルバハルとダビド・アラバの退団、ディーン・フイセンの不発、ラウール・アセンシオの放出濃厚、そしてエデル・ミリトンの負傷癖という状況下で、クラブはすでにイブラヒマ・コナテ(リヴァプールからフリーで加入)とデンゼル・ダンフリース(インテルから約2000万ユーロで獲得)の獲得を決定している。ダンフリースは育成クラブであるVVスミットフックからのSNSでの『スミットフックからサンティアゴ・ベルナベウへ。私たちのグラウンドを歩き、最高レベルを夢見た彼が、今日レアル・マドリードと契約します。素晴らしいマイルストーンであり、すべての若い選手のインスピレーションです。マドリードでの成功を祈っています』という祝福に対し、オレンジと黒のハートマークとともに『本当にありがとう』と返信し、実質的にマドリード移籍を認めている。

しかしモウリーニョはこれに満足せず、さらなるセンターバックと左サイドバックの補強を求めている。センターバックの最有力候補はボルシア・ドルトムントのニコ・シュロッターベックだ。彼は今年4月に2031年まで契約を延長し年俸1300万ユーロを得たばかりだが、レアル・マドリードのような特定クラブへの移籍を可能にする5000万〜6000万ユーロの契約解除条項(ワールドカップに関連する特定の条件下で発動)が含まれている。左利きのセンターバックである彼をモウリーニョは高く評価しており、選手本人も周囲に『レアル・マドリードでプレーすることは非常に魅力的だ』と漏らしている。コナテを失ったリヴァプールも彼を追っている。

さらに、左サイドバックの補強としてアーセナルのリッカルド・カラフィオーリにも接触している。カラフィオーリは左サイドバックとセンターバックをこなす汎用性があり、市場価値は5500万ユーロ。アーセナルとの契約は2029年まで残っている。彼は今シーズン、ミケル・アルテタ監督のもとで36試合に出場し2200分以上をプレーしたが、敗れたチャンピオンズリーグ決勝では1分も出場しなかった。モウリーニョとはローマ時代に共闘した経験があるが、16歳でヨーロッパで最も有望なディフェンダーとして頭角を現したものの、2018年のユースリーグでの大怪我でキャリアが危機に瀕した彼を、モウリーニョはジェノアへのレンタルに送り出し、それが彼の復活の鍵となった。同時に、モウリーニョはローマ時代にカンファレンスリーグでボデ/グリムトに1-6で大敗した際の苦い記憶も共有している。現在はスカイスポーツのジャンルカ・ディ・マルツィオによると、まだ電話での問い合わせ段階であり、代理人のアレッサンドロ・ルッチ(World Soccer Agency)を通じた本格的な交渉が待たれる。マンチェスター・シティのヨシュコ・グヴァルディオルもリストに入っている。(via SPORT)

(via ElDesmarque)