セビージャFC
セビージャは、ACミランから27歳のフランス代表MFユスフ・フォファナを1年間の期限付き移籍(買取オプションなし)で獲得するという最大の「サプライズ」を完了させました。セビージャはミランに対し100万ユーロのローン手数料を支払い、給与は両クラブで折半。元々はオリンピック・リヨンへの移籍が合意間近だったものの、土壇場で破談した隙を見逃さず、ホセ・イグナシオ・ナバーロSDが超迅速に動き合意を取り付けました。この移籍劇の最大の引き金となったのは、レバンテがカルロス・アルバレスをクラブ・アメリカへ売却したことです。2023年夏にセビージャが彼をレバンテへわずか100万ユーロで放出した際、将来の売却益の30%を確保する条項を差し挟んでおり、今回の移籍によって約200万ユーロ以上の臨時収入が発生。これがそのままフォファナ獲得の資金へと充てられました。
ナバーロSDは『すべての資金をピッチ上に投下した。これにより冬の市場の流動性も確保できる』と大満足の様子。一方で、ファビオ・カルドーゾとマルカンの放出交渉(ポルトガルやブラジルなどまだ市場が開いている国への放出)を継続しています。
ピッチ上では、ルイ・ガルシア・プラザ監督が開幕3試合でスタメンとして異彩を放つ22歳のカンテラ出身ウイング、ミゲル・シエラを絶賛。シエラはPK獲得や相手DFユーリの退場誘発、アトレティコ戦でのゴールなど大暴れしており、ラ・リーガの8月期最優秀U-23選手にノミネートされました。審判委員会(CTA)はユーリの退場について『明白な誤審であった』と認めつつも、1試合の出場停止処分は維持しています。
クラブは伝統に基づき、デ・ロス・レイエス聖母への献花とカテドラル訪問を行い、レストランでの食事会で結束を深めました。ただし、デ・デル・ニド・カラスコ会長は一連の移籍市場について沈黙を守ったままです。また、Bチームからはバルサも狙った23歳のFWアレックス・コスタをルーゴへ完全移籍させています。 (via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
レアル・ソシエダ
木曜日にホームでセルタを迎えるソシエダは、前節退場処分を受けたペレグリーノ・マタラッツォ監督がベンチ入り禁止のため、アシスタントのジョン・マイサーノらが代行で指揮を執ることになります。マタラッツォ監督は『キャビン(放送席ブース)から指示を出す。審判が厳しすぎたが、ジョンたちが素晴らしい仕事をしてくれるはずだ』と語りました。
注目は、バルサからローン加入したDFヘクター・フォート(背番号22)とママドゥ・サールの2選手が揃って招集リスト(25名)入りしたことです。マタラッツォ監督は『彼らは即座に先発できる準備が整っている』と明言。特にフォートについては『非常に多才で、右SBでありながら内側に入ってTake(久保建英)の動きをサポートできる。3バックでも4バックでも機能する素晴らしい大器だ』と評価しました。
その日本人エース、久保建英について、指揮官は『ここ数試合は最高のパフォーマンスではなかったかもしれないが、彼は我々にとって極めて特別な存在であり、今シーズンの鍵を握る。本来のベストフォームを取り戻すことは疑いようがない。トレーニングでも素晴らしい姿勢を見せている』と、絶対的な信頼を口にしました。
一方で、ロシア代表MFアルセン・ザハリャンは、前節エスパニョール戦でベンチにとどまったことに不満を爆発させ、マタラッツォ監督から『感情をコントロールし、忍耐を持つべきだ』と諭されました。エリック・ブレトスSDも『ポテンシャルは疑いようがないが、忍耐にも限界はある。与えられたチャンスを自ら掴み取らねばならない』と厳しいメッセージを送っています。
また、去就の裏側として、ブレトスSDはアゲルドの獲得を見送った理由について『素晴らしい選手だが、怪我明けということもあり即戦力としての確信が持てなかった』と告白。また、残留を選んだジョン・パチェコについては、指揮官から『才能があるだけでは不十分。もっと野心的で proactive(能動的)にならなければ、スタメンの座はない』と突き放され、今回の招集メンバーから外されました。なお、守護神アレックス・レミロとの契約延長に向けた話し合いは9月から開始される予定です。 (via Diario Vasco / Mundo Deportivo / Noticias de Gipuzkoa)