マテウ・アレマニーの苦悩 ククレジャとベルナルド・シウバをライバルの資金力で奪われる
💼 アトレティコ・マドリードのディレクター、マテウ・アレマニーが描いていた夏の補強プランが、最大のライバルであるレアル・マドリードの圧倒的な資金力によって大きく狂わされる事態に陥っています。アレマニーは、チェルシーのマルク・ククレジャとマンチェスター・シティを退団するベルナルド・シウバの獲得において、誰よりも早くポジションを取り、地道な作業を続けて他クラブをリードしていました。ベルナルド・シウバにはアトレティコでより重要な役割を担えることを説き伏せ、ククレジャに関しても、アレハンドロ・バルデの放出を渋っていたFCバルセロナの隙を突いて有利に交渉を進めていたのです。
しかし、レアル・マドリードの新監督に就任したジョゼ・モウリーニョがこの2選手の獲得を強く要求したことで状況は一変。マドリーがその強大な経済力を背景に強引に交渉へ介入し、あっという間に2人から「イエス」を引き出してしまいました。アトレティコからすれば、カルロス・ブセロがベンフィカのアルバロ・カレーラスを狙っていたものの4000万ユーロの要求額を払えずに撤退し(代わりにルッジェーリを1700万ユーロで獲得)、直後にマドリーがカレーラスを5000万ユーロで奪っていった昨夏の悪夢の再現となってしまいました。
さらに、アトレティコはフリアン・アルバレスを絶対に手放さない「非売品」として強気の姿勢を貫いていますが、バルセロナがアンソニー・ゴードンに8000万ユーロを支払うなど市場で資金力を見せつけており、今後アルバレス獲得に向けた大規模な攻勢を計画していることも判明しています。アトレティコと他のビッグクラブとの間にある、市場における武器の埋めがたい格差が浮き彫りとなっています。(via MARCA)