イライクス・モリバのプレミア移籍とクラブの財政事情

💰 セルタ・デ・ビーゴは、2025/26シーズンの会計年度が終了する6月30日までに赤字を出さないため、1800万ユーロ弱の収入を得る必要がある。収入と支出の予算ギャップを埋めるため、クラブは再び最も重要な選手の売却を迫られている状況だ。

🔑 現在、移籍市場の鍵を握っているのはウィリオット・スウェドベリとイライクス・モリバの2名だが、特にモリバが売却の最有力候補として動いている。モリバは昨シーズン、RBライプツィヒから獲得されたが、契約期間はわずか4年だった。つまり、現在契約は残り2年となっており、来シーズンには残り1年となって市場価値が下落してしまうため、今夏が売却の理想的なタイミングとなる。

💼 クラブの思惑として、1年前にライプツィヒへ600万ユーロを支払い、選手の大幅な給与削減を受け入れて合意に達したものの、モリバの給与は依然としてチーム内最高クラスであり、セルタにとっては大きな負担となっている。双方が合意した契約には「将来の売却」という前提が含まれており、選手が承認する重要なオファーがクラブ本部(A Sede)に届けば、セルタは移籍に障害を設けない約束となっている。契約解除金はわずか3000万ユーロだが、2000万ユーロ前後のオファーであればクラブの年間決算の問題を解決できるため、セルタは「イエス」と答える方針だ。つまり、モリバは2029年6月30日までの契約にサインした瞬間から移籍市場に出ている状態だった。

🛡 ヒラルデス監督の指導のもと、モリバは失っていた最高の競争力を取り戻した。FCバルセロナを去ってからドイツではほとんどプレーできず、バレンシアやヘタフェへのレンタルでも重要になれなかったが、ビーゴで安定を見つけた。今シーズンは47試合に出場して3419分プレーし、1ゴール4アシストを記録。サン・マメスでの前節でも、守備面(ボール奪取、デュエル、インターセプト)で際立った活躍を見せ、ヨーロッパ大会出場権獲得の鍵となった。セルタでの通算記録は82試合で2ゴールとなっている。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 現在、モリバには資金力のあるプレミアリーグのクラブから強い関心が寄せられている。移籍市場の専門ジャーナリストであるエクレム・コヌールによると、ウナイ・エメリ監督率いるアストン・ビラがモリバの獲得に関心を示しており、オファーは2000万ユーロ+ボーナスになる見込みだという。アストン・ビラはすでに来季のチャンピオンズリーグ出場権を確保している。

💸 また、南イングランドのブライトンもモリバをリストアップしている。ブライトンはヨーロッパリーグ出場権獲得を目前にしており、約2500万ユーロというさらに高額なオファーを提示する意思がある。金銭面ではブライトンが上回るが、スポーツ面の魅力ではアストン・ビラが勝る可能性がある。いずれにせよ、どちらのオファーもセルタの帳尻を合わせることを可能にする。

📊 ちなみに、FCバルセロナは過去にモリバをライプツィヒへ売却した際に1600万ユーロの利益を得ており、さらにセルタが買い取った際にも60万ユーロの利益を得たが、今回のセルタからプレミアへの売却においては利益を得る権利を持っていない。この移籍が成立すれば、セルタだけが大きな利益を得ることになる。

(via ElDesmarque)

(via SPORT)