代表ウィークへの強い懸念

マドリーが連勝で勢いに乗る中、モウリーニョ監督は9月に控える代表ウィーク(インターナショナルマッチウィーク)に対して、強い警戒心と懸念を抱いていることを記者会見で告白しました。

モウリーニョ監督が最も心配しているのは、過密日程による疲労よりも『代表に招集されながら、試合に出場させてもらえない選手たち』の存在です。

指揮官は次のようにその胸中を明かしました。

『代表に行ってピッチに立って戦う選手たちについては、そこまで心配していない。私が本当に恐怖を感じ、最も懸念しているのは、代表に合流しながらも全くプレー時間を与えられない選手たちだ。彼らはクラブで築いてきた日々のトレーニングの素晴らしいサイクルやコンディションのバランスを完全に崩してしまい、クラブに戻ってきてから数週間後に筋肉トラブルなどの怪我を引き起こす原因になる。ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督とは良好な関係にあり、常にデータをやり取りできるので問題ないが、信頼関係や友情がない他の代表監督に3週間も選手を預けることはクラブにとって非常にデリケートで難しい問題だ』 (via Estadio Deportivo, MARCA, SPORT)

ディオマンデの起用方針と左サイドバック指名

ジョゼ・モウリーニョ監督は、次戦のマラガ戦を前に、選手起用や最近のメディアによるメンバーリークに関する自身のスタンスを明確にしました。

まず、ライプツィヒから今夏加入した若き期待のディフェンダー、ヤン・ディオマンデについて、モウリーニョ監督は慎重にステップアップさせる方針を崩していません。

『彼は今夏の移籍をめぐる不透明な状況のせいで難しい夏を過ごした。ライプツィヒで十分なトレーニングを消化できていなかったため、マドリー加入当初はフィジカルの基礎ができていなかった。焦らずに一歩一歩進めている。ソシエダ戦でも短い時間ながら素晴らしいフェイントを見せてくれた。マラガ戦で仮にスタメンで起用しなかったとしても、必ずベンチから投入する予定だ。彼は日々、高いレベルで戦う準備を整えつつある』と語りました。

また、先発の左サイドバックについては、開幕から好調なマーク・ククレジャの起用を明言しました。

『明日はククレジャが先発する。アスタ(アルバロ・カレラス)も非常に素晴らしいプレーを見せてくれているが、明日はベンチスタートだ。もしククレジャが70分頃にガス欠になれば、カレラスがスムーズに交代で入る。これこそが我々のチームの選手層の厚さを示している』と説明しています。

さらに、メディアによる先発リークについて問われると、以下のように語り、余裕の表情を見せました。

『試合の1時間半前まで相手に我々のスタメンが知られない方が、当然望ましい。しかし、前日にメンバーが漏れたからといって、それが致命的なドラマになるわけではない。本当に困るのは、3バックを採用したり、エスピーとキリアン(ムバッペ)をツートップで同時に並べるような、構造的な奇襲プランが事前に相手に漏れてしまうことだ。ククレジャとカレラスのどちらが先発かという程度の違いは相手の準備を崩すものではない。むしろメンバーが漏れなかった場合は、選手やドクター、用具係の誰も口を滑らせなかったという良いチームワークの証明になる』

また、土曜日の午前中にはマラガ戦に向けた最終調整を終え、その後バルデベバスのクラブ施設で選手とスタッフ全員による食事会を行いました。その後、多くの選手たちは一度自宅に戻りましたが、モウリーニョ監督、そしてカルロス・エスピーとマーク・ククレジャの3人は自宅に帰らずにバルデベバスの敷地内にある選手寮にそのまま留まって夜を明かしています。 (via SPORT, MARCA, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)