アロ会長が敗北主義のファンに激怒!大型補強と財政の現実を明かす

新戦力の発表とともに、移籍市場を締めくくったクラブの財政状況とサポーターの批判に対する総括会見が行われました。アンヘル・アロ会長は、一部のファンやメディアの間で囁かれている補強への不満や悲観的な空気に対し、強い語気で猛反論を展開しました。

『ファンそれぞれの期待値の管理や感情については、私がどうこう言えることではない。しかし私は数字を扱う人間だ。ベティスはこの夏、ラリーガで4番目に多くの資金を投じたクラブであり、選手人件費の総額コストはリーグで5番目の規模を誇る。4位のチームと非常に近いレベルにあり、6位以下とは圧倒的な差がある。かつてはベティスに来るなど夢にも思わなかったようなトップクラスの選手が今スカッドに顔を揃えているのだ。私は一部で囁かれているこの敗北主義のムードを絶対に認めない。今のベティスは羨むべきスポーツ的状況にあり、21年ぶりにチャンピオンズリーグという最高の舞台で戦う。スタジアムの改修もまもなく完了する。結果が2、3試合良く転がれば、このようなネガティブな空気はすぐに一変するだろう』

また、クラブが置かれているリアルな経営基盤についても説明を加えました。

『計画通りにフォワード、左サイドバック、センターハーフ(ピボーテ)、そしてゴールキーパーの補強を進めた上で、ダニ・セバジョスの獲得を狙うというロードマップがあり、その通りになった。ただ、予定していた数名の選手の放出がまとまらなかった。そのため、人件費と帳尻を合わせるためには、さらに多額の売却益が必要となった。ベティスの現在のスカッドは通常の経常収入だけでは維持できず、売却益で補填する必要がある。だからこそ、最終日にエズ・アブデへの巨大な売却機会が巡ってきた。しかし、我々は彼の違約金である6000万ユーロの満額を求めた。相手がその金額に達しなかったため、我々は彼の残留を決断した。現在のチームは昨季よりも明らかに戦闘力が上がっている。もしアブデが今季、驚異的な活躍を見せてくれれば、最終日に彼を売却しなかったこの判断が正解だったことが証明される。選手たちの契約は厳格に尊重しなければならない。出場時間が限られるであろう選手たちに対しても、非常に魅力的な移籍先の選択肢をいくつか提示して交渉を勧めたが、彼らがベティスに残ることを望む以上、法的な契約を守るのがクラブの義務だ。契約を一方的に解除して追い出すことは可能だが、その場合は彼らの契約に記載された給与の全額を支払う必要がある』(via MARCA)