「不慢を垂れる控えは外す!」モウリーニョ監督がエスピの劇的弾を機に突きつけた魂のベンチ改革メッセージと昨季の不名誉スタッツ
エスパニョール戦の後半90分、デビューわずか10分でチームを救う奇跡の決勝点を奪った21歳の新星カルロス・エスピの衝撃が冷めやらぬ中、ジョゼ・モウリーニョ監督はベンチに控える選手たちに対して、極めて過酷で熱いプロ意識の追求を宣言しました。マドリーは過去数シーズン、深刻な選手層の硬直化とベンチの決定力不足に陥っていました。事実、昨シーズンのマドリーにおいて、途中交代の選手が挙げたゴールは年間でわずか「6得点」に留まりました。その内訳は、オビエド戦でアウェーとホームのそれぞれで決めたヴィニシウスとベリンガム、エルチェ戦のギュレル、ベティス戦のフラン・ガルシア、マジョルカ戦のエデル・ミリトン、そしてアスレティック戦のブラヒム・ディアスでした。さらに、そのほとんどがすでに試合の勝ち越しが決まった後の単なるダメ押し弾であり、本当に引き分けを勝ちに変え、試合の流れを逆転させる決定的な仕事をしたのは、ミリトンが2-0の追加点を挙げた試合(最終的に2-1で勝利)のみという寂しい状況でした。これに対し、昨シーズンのバルセロナはロベルト・レヴァンドフスキ、ラフィーニャ、マーカス・ラッシュフォードらがベンチから投入されるたびに勝負を決める仕事を完遂し、ベンチの層の差を見せつけていました。モウリーニョ監督はこの致命的な弱点を最も問題視していました。エスピの活躍で手に入れた開幕白星の価値を称えつつ、指揮官は控えの選手たちに熱い喝を入れました。『私はこの勝利を本当に誇りに思う。これはチームの魂、何よりもベンチから生まれた勝利だ。常に言っているが、ベンチで不満を垂らし、フラストレーションを溜め込んでいる控え選手はチームを一切助けない。だが、我々のような傑出したクオリティを持ち、全員が強い結束力を持って控えていれば、いつでも試合をひっくり返せる。11人で試合を始め、12人をベンチに置くことは非常に辛い。今は怪我人が多いが、彼らが復帰すれば、何人かをスタンドへ送らなければならない。これは私が解決できる問題ではない。私は一度に14人や15人で試合をスタートさせる奇跡など起こせないのだから。選手たちは先発を外れるフラストレーションやプレーできないという現実と自ら戦い、克服しなければならない。私だって彼らを選外にするたびに胸を引き裂かれる思いをしている。だが、もし彼らがモチベーションを失い、努力を怠れば、私は極めて容易に彼らを切り捨てるだろう。私は最初の日から伝えている。マドリードはフレンドリーマッチであろうとも、勝利を求めて全力で戦わなければならない。今季は4つの過酷なコンペティションが待っており、11人、12人、15人だけで戦い抜くなど不可能だ。我々にはこの分厚いスカッド全員のプロフェッショナリズムが必要だ。自分自身の力でそれを証明してみせろ』。 (via MARCA)