「公には100%の擁護、裏では徹底した冷静さ教育」モウリーニョとクラブがヴィニシウスに施す二面性の極秘プロトコル

ピッチ内外で毎試合のように論争の的となるヴィニシウス・ジュニオールをどのようにコントロールし、その才能を最大限に活かすかについて、ジョゼ・モウリーニョ監督とクラブは明確な二面性プロトコルを実行しています。公の場において、監督とクラブはヴィニシウスに対するライバルの組織的なラフプレーをいじめと断定し、徹底した擁護キャンペーンを展開しています。エスパニョール戦の後、モウリーニョ監督は公の場で鋭い口調で告発しました。『今やヴィニシウスは私の大切な選手だ。確かに彼は完璧な聖人ではないかもしれないが、周囲から彼に向けられる扱いはあまりにも度を超している。それは試合開始の1分目から仕掛けられ、どの対戦相手も同じ組織的な手法を繰り返している。まずお前が削り、次に俺が削る。お前が警告を貰って下がれば、今度はイエローカードを持たないクリーンな選手が交代でピッチに入り、彼をさらに激しく削るのだ』。同時にクラブの公式メディアであるレアル・マドリードTVもこれに連動し、バルセロナのラミン・ヤマルに対するあまりに過保護な判定配慮の事例を執拗に比較に挙げながら、主審たちのダブルスタンダードを映像を用いて徹底的に告発しています。しかし、その一方で、プライベートな内部空間における姿勢は極めて冷徹で厳格です。指揮官もフロントも、ヴィニシウス自身に対して徹底した感情のセルフコントロールと静寂を求めています。モウリーニョ監督は、エスパニョール戦のハーフタイムに彼を個別に呼び出して伝えた言葉を明かしました。『試合に勝ち残り、君がピッチに立ち続けるためには、ゴールを決めてもその喜びを表現するパフォーマンスのやり方に細心の注意を払い、挑発に乗らないようにしなさいと詳細に指示した。我々は彼を最大限に教育し、精神的に準備させなければならない』。ピッチ外の雑音やライバルの挑発に一切の口実を与えず、ただフットボールだけに頭を集中させ、自己破壊的な口論を避けさせることこそが、クラブと指揮官の本当の狙いです。 (via Mundo Deportivo)