エンリク・フランケサの苦悩

長年バルセロナのラ・マシアで育ち、現在はレガネスに所属するエンリク・フランケサが、サッカー界の厳しい現実についてインタビューで語った。彼は『サッカー界では選手をパニーニのシールのように扱うことがある。この選手とあの選手を交換するといった具合だ。しかし、夏の市場や冬の市場の裏には、引っ越しや家族の環境変化など、大きなストレスと不安がある』と本音を吐露した。また、ラ・マシアでの生活を『ディズニーのような守られたバブル』と表現し、そこから離れてプロの世界で生き残るためには『泥にまみれて戦う必要があった』と振り返った。サウジアラビアなどで大金を得る若手選手については、『評価されていないと感じたり、成長の限界を感じて安定を求める気持ちは理解できる』と肯定的な見解を示した。(via SPORT)

ロドリのバロンドール回顧

マンチェスター・シティとの契約延長交渉を保留にしているロドリが、自身のキャリアやバロンドール受賞について語ったドキュメンタリー番組での発言が注目を集めている。彼は膝の重傷により松葉杖をついてバロンドールの授賞式に登壇した時のことを『頭が真っ白になり、人生の最高の瞬間が次々と浮かんできた。栄光と脆さが同居する象徴的な場面だった』と振り返った。一方で、スペイン国内からの支持が薄かったことに対して『他の国では自国の選手をもっとサポートするのに、ここではそうではない。まるでバロンドールを受賞したことを謝らなければならないような雰囲気だった』と、普段は物静かな彼にしては珍しく強い不満を口にした。また、グアルディオラ監督との出会いについて『マトリックスの世界に入ったような感覚だった。それまで小さな穴から見ていたサッカーが、360度見渡せるようになった』と語っている。(via Estadio Deportivo)

ポチェッティーノのアメリカ代表就任秘話

アメリカ代表の新監督にマウリシオ・ポチェッティーノが就任した裏には、大富豪たちの支援とユニークなエピソードがあった。アメリカサッカー連盟がW杯自国開催に向けて監督を探していた際、ダイアメーター・キャピタルのオーナーであるスコット・グッドウィンがポチェッティーノを推薦し、連盟が資金面で難色を示すと、資産460億ユーロを誇るシタデルのオーナー、ケン・グリフィンに出資を依頼した。グリフィンは就任の条件として、1980年のオリンピックでアメリカのアイスホッケーチームがソ連を破った奇跡を描いた映画『ミラクル』を見ることをポチェッティーノに要求した。『なぜ我々にはできないのか?』というメッセージだった。また、ポチェッティーノは人工知能を活用したデータ分析プラットフォームを導入し、テクノロジーを駆使した最先端のチーム作りを進めている。初陣の前にドナルド・トランプ大統領から激励の電話を受けた際にも、彼は全く動じることなく自然に対応したという。(via Mundo Deportivo)