バレンシアCF
バレンシアは最後のメスターヤでの開催となるトロフェオ・ナランハでニューカッスルと対戦し、1-2で逆転負けを喫しました。新加入のフィリップ・ウグリニッチが開始4分に豪快なミドルシュートを決めてバレンシアでの36試合目で初ゴールを記録しましたが、その後決定機を逃しました。34分、キャプテンのホセ・ルイス・ガヤがエランガに対して激しい後ろからのタックルを行い、一発退場となりました。エランガは担架で運ばれ、ガヤは一部の観客からブーイングを受けながらピッチを後にしました。
この試合では、カンテラーノの佐藤良介(Ryonosuke Sato)が先発出場し、攻撃の中心として機能しました。佐藤良介はのびのびとプレーし、その卓越したテクニックと縦への推進力を披露。前半は素晴らしいゲームメイクでチャンスを量産し、後半は本職ではない右カリーレロ(ウイングバック)を務め、60分に交代するまで非常に高いパフォーマンスを見せました。
怪我から復帰したムクタル・ディアカビも60分から出場し、『リハビリは一歩一歩進んでいる。忍耐が必要だ。足がよく動くようになってエネルギーを感じる。今季はメスターヤ最後の年。サポーターにはもっとチームやクラブと団結してほしい。団結すれば素晴らしいシーズンになる』とサポーターへ呼びかけました。
試合前、 Carlos Corberán監督が紹介された際には、昨季の不振に対する不満から観客からブーイングが飛び交いました。スタンドにはPeter Lim会長の息子で新会長のKiat Limが初めて観戦に訪れ、サポーターからは伝統的な「Peter vete ya」(ピーター、出て行け)のチャントが響きました。バレンシアは現在、ジローナの右サイドバック、アルナウ・マルティネス獲得に向けて5000万ユーロ(※正しくはジローナ側の評価額800万ユーロに対し、500万ユーロでの交渉)を準備し、リーズのラルジー・ラマザニ獲得や、アンドレ・アルメイダのスワンジー移籍に向けて動いています。 (via ElDesmarque / MARCA)
セビージャFC
セビージャはフォワードの主軸だったアコル・アダムスを1700万ユーロでヴェネツィアへ売却しました。その代役として、スウェーデンのIKシリウスから22歳のスコットランド人FWロビー・ユア(Robbie Ure)を獲得することが合意に達しました。シリウスで15試合15ゴールを記録しヨーロッパの注目株となっていたユアに対し、セビージャは固定約650万ユーロ+変数250万ユーロ(100万ユーロは達成が容易、150万ユーロは困難な条件)を支払い、総額約900万ユーロ規模の5年契約(2031年まで)を締結しました。ユアは月曜日に到着し、火曜日にメディカルチェックを受け、水曜日からルイス・ガルシア・プラザ監督の練習に加わります。シリウスの技術責任者エデルストロムも『交渉の最終段階にあり、彼は次の試合に出場しない』と公式に認めました。
中盤では、スポルティングCPのジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリ獲得に向けて合意間近となっています。買い取り義務付きレンタルで、金額は約500万ユーロとなる見込みです。一方で、構想外となっているジョアン・ジョルダン(年俸負担込みで年間コスト約700万ユーロ)をポルトガルのクラブへ放出するための交渉が進行中です。セビージャ側は彼の高い給料の一部を補填してでも、中盤の整理を急ぐ意向です。また、2月に内定していたエクアドル人MFパトリック・メルカドが3月に大怪我を負った件について、契約破棄を巡って元のクラブと係争中であり、破棄した場合は300万ユーロのペナルティが発生する可能性があります。
カンテラでは、プレシーズンに台頭したニコ・ギジェンが伝統的な「16番」(故アントニオ・プエルタの番号)を受け継ぐことをサポーターからSNS上で熱望されており、本人も前向きな反応を見せています。また、かつてセビージャの史上最高額1500万ユーロで加入しながら、レバンテにレンタルされたのちに契約自動延長条項の18ゴールを目前にしてサボり(警告による累積欠場や、嘘の怪我)、フリーで移籍したアロウナ・コネの古いエピソードも地元で再び語り草となっています。 (via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / ElDesmarque)
セルタ・デ・ヴィーゴ
セルタはイタリア遠征を終え、プレシーズンを無敗(2勝3分け、ブラガやナポリと引き分け、サッスオーロに4-1快勝など)で終えるなど非常に良い雰囲気でシーズンを迎えます。クラウディオ・ヒラルデス監督のもと、新戦力としてアレイクス・フェバス、ハビ・ガラン(ともにフリー)、アブドゥライ・ファイェ(レヴァークーゼンから30万ユーロでレンタル)、アルタイ・バインディル(マンチェスター・Uから買い取りオプション400万ユーロ付きでレンタル)の4名を補強しました。さらに、カンテラの星ウーゴ・ゴンサレスがプレシーズン中に4ゴールをマークして大ブレイク。Bチーム(セルタ・フォルトゥナ)を昇格に導いた実力がトップチームでも証明されました。
補強の仕上げとして、ボカ・ジュニオルスの24歳アタッカー、エセキエル・セバジョスの獲得を目指しています。マルコ・ガルセスSDは『彼は我々と監督が注目している選手。1対1で局面を打開できる選手が必要だ。ただ、交渉がどれだけ進んでいるかは言えない』と言及しています。セバジョスは12月31日に契約が切れるため、ボカ側の要求額600万ユーロを値切る交渉を続けています。
また、不要な選手の人員整理としてウーゴ・ソテロ(レバンテへ買い取りオプション300万ユーロでレンタル)、ダミアン・ロペス(カディスへレンタル)、カルロス・ドトール(マラガへレンタル)、ウナイ・ヌニェス(エスパニョールへレンタル)を放出しました。さらに高年俸のカルレス・ペレスをギリシャ、メキシコ、ブラジルのいずれかのクラブへ放出するための交渉を急いでいます。ワールドカップで優勝したボルハ・イグレシアスも合流しましたが、プレシーズンを行っていないため、リーグ開幕戦(16日のオサスナ戦)の出場は遅れる見込みです。 (via SPORT / Estadio Deportivo)