驚異の112通りローテーション!定まらぬ3トップとYoelの右CB電撃起用

セルタを率いるヒラルデス監督は、スタメンを次々と入れ替える大胆なローテーション策を採用し続けており、これまでに組んだ先発メンバーのパターンは実に「112通り」に達しています。しかし、今回のヘタフェ戦においては、この極端なスタメン変更が実を結ぶことはありませんでした。

前節の先発メンバーから今回のヘタフェ戦でも連続してスタメンに入ったのは、ラドゥ、マルコス・アロンソ、イライクス、ミゲル・ロマン、およびYoelのわずか5名のみでした。特に驚きをもって受け止められたのはYoelの起用法であり、昨季とは異なる役割である「右センターバック(右CB)」という極めて異例のポジションに配置されました。

また、攻撃陣に至っては、今季開幕から5試合目にして5パターン目となる全く新しい3トップ(トリデンテ)がテストされました。今回送り出されたのは、象徴であるイアゴ・アスパス、そしてデュラン、ラ・リーガデビューを飾った若きウーゴ・ゴンサレスの3人です。しかし、この新たな攻撃陣も、相手陣内でのプレーのスピードアップに苦しみ、強固な守備陣を前に決定的な形を作ることができませんでした。

試合の後半、ヒラルデス監督はハーフタイムの間によく状況を分析し、ハーフタイム直後には交代カードを切ることなくピッチ上の位置取りや戦術的な修正を施して、チームのパフォーマンスを大きく改善させました。後半のセルタはボールをよりダイナミックに動かし、ヘタフェを自陣、そしてラ・リーガでの先発出場194試合目という偉大なクラブ記録を更新した不動の守護神ダビド・ソリアの守るゴール前に押し込むことに成功。ボール支配率は高まったものの、チャンス自体は限られており、ウーゴ・ゴンサレスの力ないシュートや、ハビ・ルエダが作った決定的なアプローチもボルハ・イグレシアスが合わせきれず、決定力不足という課題を再び露呈しました。そして相手のザイド・ロメロが退場して数的優位を得た後は、焦りから判断ミスを繰り返し、11人対11人の時よりもかえって攻撃が停滞するという悪循環に陥りました。(via SPORT)