EL登録リストから浮き彫りになるマタラッツォ監督の構想とポジションの妙

ヨーロッパリーグの登録リストからは、マタラッツォ監督が今シーズン描いているチームの構想や、選手選考における裏事情も透けて見えています。

今回のリストAの選考において、サンセ(Bチーム)に所属するバルダ、ルペレス、キタの3選手が登録から外れることになりました。バルダとルペレスの2名は年齢などの基準から「リストB」に登録できず、ヨーロッパリーグに出場するためには25名枠の「リストA」に入れる必要がありましたが、登録は見送られました。また、他クラブからの新加入選手であるキタについても、15歳から2年以上クラブに在籍するというリストBの条件を満たさないためリストAに登録するしかありませんでしたが、同様に枠から漏れています。この結果から、マタラッツォ監督が少なくともグループステージ段階において、彼ら3名をヨーロッパリーグの戦力として起用する意図が一切ないことが確実となりました。

また、登録された選手たちの公式ポジションの割り当てにも興味深い点が見られます。ここ7年間にわたって一貫してセンターバックを本職としてプレーしているイゴール・スベルディアが、今回のUEFA提出リストにおいては「ミッドフィールダー(セントラルミッドフィールダー)」として登録されています。さらに、普段は最前線のセンターフォワードやウイングを務めるキャプテンのミケル・オヤルサバルについても、今回はディフェンダーやフォワードではなく「ミッドフィールダー」の枠として登録処理がなされています。

なお、レアル・ソシエダは9月17日21:00に、ホームのアノエタスタジアムでイングランドのボーンマスを迎えてヨーロッパリーグの開幕戦を戦うスケジュールとなっています。(via Mundo Deportivo)