手が届いたはずの「幻のターゲット」!ベティスが獲得を断念した怪童FWフランクリーノが驚きの価格でトルコへ移籍

今夏、ベティスが前線の補強第一候補に掲げ、長きにわたって追いかけていたギニアビサウ代表FWフランクリーノ・ジュ。しかし、最終盤に起きた移籍劇は、ベティスファンやフロントにとって少し悔しい結末となりました。

デンマークのミッティランで驚異的なゴール量産体制に入り、欧州のトップクラブから狙われていた22歳のフランクリーノに対し、ベティスのマヌ・ファハルドSDは4月の時点で直接本人やクラブと接触し、獲得のための地盤を作っていました。しかし、当時のミッティラン側はデンマーク史上最高額となる「2500万ユーロ」を強硬に要求。この額はベティスの財政的パラメーターを完全に逸脱していたため、ベティスは涙をのんで獲得を断念し、ターゲットをトロイ・パロットへと切り替えたのです。

ところが、欧州主要リーグの移籍市場が閉じた翌日、トルコのトラブゾンスポルがフランクリーノの獲得を電撃発表しました。さらに人々を驚かせたのはその移籍金です。ミッティランが頑なに譲らなかった2500万ユーロという要求額は消え去り、トラブゾンスポルはわずか「1700万ユーロ」の固定額で彼を獲得したのです。

これは、ベティスがトロイ・パロットの獲得に費やした移籍金(固定1600万ユーロ)と、わずか100万ユーロしか違わない額でした。市場の最後に特有の、売り急いだクラブが価格を下げる恩恵をトルコ側が受ける形となり、結果的にベティスでも十分に支払えたはずの金額で売却されてしまいました。パロットの獲得という素晴らしい成果はあるものの、あと少し粘り強く状況を見守っていれば、意中の怪童を射止められたかもしれないという、市場のほろ苦い教訓となりました。(via Estadio Deportivo)