涙のカンテラ流出の舞台裏!指揮官の熱い慰留を振り切って旅立ったパブロ・ガルシアの別れの言葉とレーシングの主張

下部組織から育ち、涙の退団劇が大きな波紋を呼んでいるパブロ・ガルシア。アロ会長が「本人が懇願して出ていった」と話したことで憶測を呼んでいましたが、ペレグリーニ監督も会見で引き止めの真相を正直に明かしました。

監督は次のように語り、彼を引き止めようとした事実を認めました。『彼の退団は多くの理由から物議を醸している。私は1ヶ月前に彼と直接話し、ここに残ってほしい、今季は君が重要な存在になれる、確かにまだ成熟は足りないが素晴らしい未来が待っていると伝えた。しかし、彼自身がどうしても移籍したいと強く望んでおり、ここ2週間は売却されることを求めて動き回っていた。長く過ごしたベティスを離れるという感情の高ぶりが、空港での涙という形になって現れたのだろう』。

一方、パブロ・ガルシア本人は自身の公式インスタグラムにて、ベティスサポーターへ向けた感動的なお別れの手紙を投稿しました。

『5歳の時にベティスに入団した。あれから約14年、この緑と白の13本のストライプとともに成長してきた。ここでサッカーを学び、競い合い、負けを知り、勝ちを喜び、並んで夢を見ることを覚えた。下部組織のすべてのカテゴリーを経て、トップチームでデビューするという夢を叶えることができた。特別なゴールや思い出は一生私の宝物だ。ベティスは私の子供の頃からの家だった。これから私は自分の道を歩むことになるが、変わらないものがある。私はベティスとして生きてきたことを心から誇りに思い、関わってくれたすべての人に感謝している。ベティスは常に自分の一部だ。ベティスを愛する一人の子供としてここに来て、フットボール選手として去っていくが、生涯ベティスであり続ける。心からありがとう、ベティス』。

なお、今回の移籍は保有権の50%のみが売却される共同所有という特殊な形ですが、獲得したレーシング・サンタンデールのスポーツディレクター、チェマ・アラゴンは次のように釘を刺しています。『連盟への登録権利(競技上の保有権)と経済的権利の2つがあるが、最優先されるのは連盟への登録だ。なぜなら彼は我々の選手だからだ。つまり、決定を下すのは我々レーシングであるということを明確にしておきたい』。今後の主導権は完全にレーシング側にあることを強くアピールしています。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)