祝勝会の影で起きた悲劇
マドリードでは200万人が集まる熱狂の中で重大な暴動は起きず、SAMUR(救急医療サービス)が360人を治療したものの重傷者はゼロだった。しかし、スペインの他の地域では悲劇が起きた。サラマンカ県のシウダ・ロドリーゴでは、ファンが登っていた噴水が崩壊し、13歳の少年が死亡、別の少年が脚を骨折する重傷を負った。トレド県ソンセカでは、試合を観戦していた20歳の青年が痙攣を起こして急死。セセーニャでは19歳の若者が刃物で刺されて重傷を負った。ナバラ州ではバルで試合を観戦していた軍人のグループが、覆面をした急進派の集団に金属バットや伸縮式警棒で襲撃され、6人が負傷した。全体で2人が死亡、80人以上が負傷、少なくとも12人が逮捕されるという暗い影も落ちた。(via MARCA) (via ElDesmarque)
決勝戦後の乱闘とアルゼンチンへの処分
決勝戦の終了の笛が鳴った直後、ピッチ上で大規模な乱闘が発生した。発端は、歓喜の走りを見せていたロドリの腹部に、アルゼンチンのナウエル・モリーナが強烈なパンチを見舞ったことだった。これに続いてレアンドロ・パレデスが激怒し、エリック・ガルシアの首を絞め上げ、さらに仲裁に入ったガビをティアゴ・アルマダと共に地面に投げ飛ばした。アルゼンチンのアシスタントコーチであるロベルト・アジャラも、ダニ・オルモの顔面を殴打する暴挙に出た。さらにアルゼンチンの選手たちは、スペインの表彰式で背を向けるというスポーツマンシップに反する態度をとった。
FIFAはこれらの暴力行為と非紳士的態度について公式な調査を開始した。パレデス、モリーナ、アヤラには、暴力行為に対する規定に基づき、少なくとも3試合の出場停止処分が科される見通しである。また、イングランド戦後にマルビナス諸島の領有権を主張する政治的メッセージを含む横断幕を掲げた件についても、併せて処分の対象となる予定だ。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)