フリアン・アルバレスの不調スタッツと移籍騒動 バルサの冬の獲得狙いと代理人変更の背景

今夏の移籍市場でFCバルセロナへの移籍を希望しながらも、アトレティコ側の強い拒否によって残留を余儀なくされたアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの周辺が再び揺れ動いています。プロデビュー以来、長年にわたり自身の代理人を務めてきたフェルナンド・イダルゴ氏との契約を解除し、代理人を変更する方向で本格的な検討に入りました。

アルバレス側は、バルセロナのスポーツディレクターであるデコがロベルト・レヴァンドフスキの後継者として熱視線を送っていた今夏の移籍交渉において、イダルゴ氏の手腕やマネジメントが期待外れだったと感じています。一方でアトレティコ側も、選手を他クラブへの移籍へ揺さぶろうとしたイダルゴ氏に対して不信感を抱いており、双方の関係は冷え切っていました。こうした中でフリアン・アルバレスは、元アルゼンチン代表ジャビエル・パストーレ氏が務める代理人事務所「The Elegant Game」との接触を強めています。同事務所はエンソ・フェルナンデスのチェルシーからマンチェスター・シティへの移籍を成功させた実績があり、冬の移籍市場で再び獲得に乗り出す構えを見せるバルセロナへの移籍ルートを再構築する狙いがあると見られています。

そうしたピッチ外での喧騒の一方で、フリアン・アルバレスはピッチ上で深刻な不調と異例のスタッツに苦しんでいます。今季アトレティコが戦った公式戦7試合のうち、フリアン・アルバレスが出場したのは3試合にとどまりますが、チームはその3試合(ビジャレアル戦2-2、アスレティック戦0-3敗戦、リヴァプール戦1-2敗戦)で1度も勝てていません。対照的に、フリアン・アルバレスが欠場した4試合はすべて勝利(マラガ戦、セビージャ戦、レアル・ソシエダ戦、オサスナ戦)を収めており、奇妙な不敗不成立のジンクスが形成されています。

さらにラ・リーガにおける得点力不足も顕著です。昨季10ゴール4アシストを挙げて欧州CLベスト4進出の原動力となったものの、国内リーグ戦では2025年11月1日のセビージャ戦でPKを決めて以降、過去10か月半にわたって挙げたゴールはわずか1点(2月28日オビエド戦)のみ。昨季のリーグ戦全8ゴールのうち、PKと直接FKが2点ずつを占めており、流れの中からのゴールはわずか4点に過ぎません。今季もいまだ無得点が続いており、エースとしての真価が問われる苦しい状況に置かれています。(via SPORT)