実現しなかった幻の電撃移籍!守護神ソリアが自ら動いたパブリート・ガルシア獲得交渉と、アーセナルを巻き込んだ幻のプラン

今夏の移籍市場の最終盤、スペイン国内で大きな注目を集めたのはレアル・ベティスからレーシング・サンタンデールへと移籍した期待の若手、パブロ・ガルシア(愛称パブリート)の去就でした。実はこの将来有望なアタッカーを、ヘタフェが電撃獲得する寸前までいっていたという衝撃の裏話を守護神ダビド・ソリアが明らかにしました。

ソリアとパブロ・ガルシアは同じ代理人事務所に所属しており、ソリアは市場の最終日に自ら非公式の「仲介役」として、移籍を実現させるべく水面下で熱心に動いていたとのことです。

ソリアはこの知られざるリクルート活動について、興奮を交えて次のように振り返っています。

『本音を言えば、彼をヘタフェに連れてきたかった。実際に彼本人や代理人とも会話し、ヘタフェのスタイルに非常にマッチする選手だと伝えた。ヘタフェは現在、サイドアタッカーや突破力のある選手が不足している。彼の若さにあふれる度胸と物怖じしないプレーを何度も目にして、まさに我々に必要な存在だと確信していた』

会長のアンヘル・トーレスには直接伝えなかったものの、ボルダラス監督には事前に意見を仰いでいたことも明かしました。

『やはり、最初にボスである監督が彼を望んでいるか確認する必要がある。だから代理人に獲得のチャンスがあるかを尋ねた』

さらに、この移籍計画にはヨーロッパのメガクラブを巻き込んだ壮大な組み合わせが存在していたことも判明しました。

『実は彼にはアーセナルのようなビッグクラブへの移籍話があった。もしアーセナルへの移籍が成立していれば、そこからヘタフェへとレンタル移籍させるというプランが組まれていた。そうした形で我々の元へ来る可能性は十分にあり、非常に興味深いシナリオだったが、最終的には実現しなかった』

最終的にパブロ・ガルシアはレーシング・サンタンデールへと渡ることになり、ヘタフェにとって大きな戦力補強となり得た幻のプランは潰えることとなりましたが、守護神ソリアがチームの補強のためにどれほど熱意を注いでいたかを示す、非常に興味深いエピソードとなっています。(via Estadio Deportivo)