チーム市場価値の変遷:ラ・リーガ5位を維持も3年前から大幅下落
移籍市場が閉幕し、ラ・リーガ各クラブの全スカッドが確定したなかで、レアル・ソシエダの現在の選手価値データが公表されました。選手市場価値の信頼できるデータサイトであるTransfermarktによると、ソシエダの全選手の推定市場価値総額は現在2億7830万ユーロとなっています。これはレアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、そしてビジャレアルに次ぐ、ラ・リーガ全20クラブ中第5位の価値を維持しており、スペイン国内における特権的なクラブとしてのステータスを保っています。
しかし、この数字はわずか3年前の2023年時点の推定総額4億9850万ユーロと比較すると、実におよそ2億ユーロ以上も急激に下落しているというショッキングな現実もあります。この暴落の最大の理由は、当時チャンピオンズリーグ出場権を獲得してチームが全盛期にあった時期から、ダビド・シルバ、アレクサンダー・セルロート、ロビン・ル・ノルマン、ミケル・メリーノ、そしてマルティン・スビメンディといった世界レベルの主力選手たちが次々とチームを去ったためです。また、その放出劇が現在残っている主力選手の査定額にも連鎖的な影を落としています。
個別の市場価値推移を見ると、3年前には5000万ユーロの最高額を誇っていた久保建英の推定市場価値は現在2000万ユーロにまで下落。かつて最大7000万ユーロ、怪我の後でも4500万ユーロを誇っていた主将ミケル・オヤルサバルも、現在は2500万ユーロに落ち着いています。
現在、チーム内の市場価値トップは2500万ユーロの評価を受ける3名のカンテラ出身選手、すなわちオヤルサバル、新星として台頭するジョン・ゴロチャテギ、そしてDFジョン・マルティンが同額で並んでいます。そして新戦力のママドゥ・サールが2200万ユーロで彼らに続いており、若手主体にシフトしながら将来の再構築を目指すクラブのビジョンが反映された数字となっています。(via DiarioVasco)