ザハリャンへの警告:忍耐の限界と感情コントロールを求める声
4年目のシーズンを迎えたロシアの俊英、アルセン・ザハリャンに対する風当たりが非常に強まっています。彼はこの夏のプレシーズンにおいて素晴らしい仕上がりを見せていたものの、ラ・リーガ開幕からの数試合で合計わずか3分しか出場機会を与えられておらず、その不満が限界に達して不適切な態度として表出しました。エスパニョール戦で最後の交代枠でも自分が指名されなかったことに激怒し、ベンチでビブスを地面に叩きつけ、フィジカルコーチに暴言を吐いて試合終了の笛が鳴る前にスタジアムを後にするという騒動を起こしたのです。さらに試合後に行われる出場機会のなかった選手たちの調整走への参加も拒否しようとする反抗的な振る舞いを見せました。
こうしたプロ意識に欠ける行動に対し、クラブ幹部やレジェンド、そして現地メディアから厳しい指摘が相次いでいます。スポーツダイレクターのエリック・ブレトスは次のように語り、警告を与えました。
『昨シーズンの終了時、彼と直接向き合って話をした。レアル・ソシエダというクラブは、若い選手や将来性のあるポテンシャルを秘めた選手に対して世界で最も解りやすく辛抱強く温かいサポートを続ける組織であり、それこそが我々の最大の強みだと。しかし、3年目を経て4年目を迎えた今、彼自身がピッチの上でしっかりと価値を証明し、それに見合う結果を出す時期に差し掛かっている。クラブの温かい忍耐にも当然ながら限界があるということを自覚し、責任ある行動を示さなければならない』
さらに、かつてソシエダで活躍したロシアの往年の名選手アレクサンドル・モストボイも、後輩の態度に苦言を呈しています。
『ザハリャンが極めて高いサッカーセンスと才能を持っていることは誰もが認めている。しかし、ロシアの現代の若い選手たちはあまりに早くから多くの大金を手にしすぎていて、我々の現役時代とは生活環境もメンタリティも違いすぎるんだ。もっと謙虚になる必要がある』
マタラッツォ監督もこの問題に対して穏やかながら明確にアドバイスを送っています。
『ザハリャンはプレシーズンを非常に良いコンディションで過ごしていた。今彼に最も必要とされているのは、自らの感情やフラストレーションを正しくコントロールし、自らのチャンスが必ず巡ってくるその瞬間を辛抱強く待つことだ』
この逆境のなかでプロとして精神的な成熟を遂げ、持ち前の美しいキックと技術でチームを救えるか、彼のキャリアにとって極めて重要な局面を迎えています。(via NoticiasDeGipuzkoa)