新戦力の稼働:Mamadou Sarrの先発デビューとHéctor Fortの緊急対応

今回のエルチェ戦では、夏の移籍市場の最終盤に加入した期待の新戦力2名が待望の公式戦デビューを飾りました。

まず大きな注目を集めたのが、チェルシーからレンタルで加入したばかりのセネガル人DFマサドゥ・サールです。チームとの全体練習を数回しか消化していない段階でしたが、マタラッツォ監督は彼をスターティングメンバーとして左センターバックに抜擢しました。試合開始直後こそ周囲との連係不足からミスパスを出してしまい、相手に決定機を許す危うい場面もありましたが、イゴール・スベルディアの見事なカバーリングに救われた後は急速に落ち着きを取り戻しました。190センチを超える恵まれたフィジカルを活かし、空中戦や危険なエリアでのクリアなど対人守備において力強い存在感を発揮。58分にジョン・マルティンと交代するまで、非常にソリッドで実戦的なデビュー戦となりました。

また、ジョン・マルティンの退場によって大混乱となった試合終盤の81分、バルセロナからローンで加入したエクトル・フォルトがアレックス・マルシャルに代わってピッチに送り込まれました。昨季はエルチェに期限付き移籍していたフォルトにとって、かつての本拠地での凱旋デビューとなりました。右のウイングバックとして5バックの右に配置されたフォルトは、1人少ない絶体絶命のプレッシャーのなかで、鋭い対人守備と丁寧なスローインでチームに落ち着きをもたらし、劇的な勝利に大きく貢献しました。不運な退場となったジョン・マルティンにとってはほろ苦い夜となりましたが、若きディフェンダー2名の頼もしい稼働は、今後に向けて守備陣の選手層を大きく底上げすることになりそうです。(via Mundo Deportivo)