フアンル・サンチェスがボーンマスへ完全移籍

セビージャの右サイドバック、フアンル・サンチェスがイングランドのAFCボーンマスへの完全移籍で原則合意に達しました。ローマやアタランタといったイタリア方面からの噂が絶えませんでしたが、最終的なオファーはイングランドから届きました。

ボーンマスは昨季のプレミアリーグを6位で終えて今季はUEFAヨーロッパリーグに出場するチームで、最近もベンフィカからアントニオ・シウバを3030万ユーロ(2600万ポンド)で獲得するなど若手への投資を積極的に行っています。

セビージャはフアンルの移籍金を1500万ユーロから2000万ユーロの間に設定していましたが、今回の移籍金は1000万ユーロを優に超える二桁の金額になります。カンテラーノの売却であるため、この移籍金はクラブにとって完全なキャピタルゲインとなり、さらに将来の売却益のパーセンテージもセビージャが確保する見込みです。

フアンルは現在2029年6月30日までの契約を結んでいましたが、ボーンマスとは2030年までの4年契約を結ぶ予定で、給与面でもセビージャ時代から大幅に改善されるため、本人もこのオファーを歓迎しています。

彼は昨夏、ナポリから強い関心を集めましたが、当時のアントニオ・コルドンSDが2000万ユーロ未満での売却を拒否していました。また、数ヶ月前にはウルヴァーハンプトンやノッティンガム・フォレストといったイングランドのクラブからも興味を持たれていましたが、その際は本人がセリエAの王者への移籍を優先してイングランド行きを拒否していました。しかし、今回は不可逆的な流れとなっています。

フアンルはパリ五輪で金メダルを獲得したU-21スペイン代表選手であり、トップチームでの3シーズンすべてで35試合以上に出場してきました。サイドバック、ウイングバック、ウイング、攻撃的MFと様々なポジションをこなすポリバレントな能力ゆえに歴代監督のもとで起用法が定まらない面もありましたが、ルイス・ガルシア・プラサ監督は今季、彼をより前線で起用する構想を持っていました。プレシーズンは筋肉の負傷でアピールできておらず、オランダのガルデレン合宿に合流したばかりのタイミングでの移籍劇となりました。

セビージャはガルデレン合宿にトップチームの選手が12人しか参加できていない状況で、補強のための資金収入を強く必要としており、この取引はクラブにとって非常に重要なものとなります。

(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via MARCA)