【今回のラインナップ】

 

✅ ベルナベウでのアラベス戦とアルベロア監督の徹底抗戦

✅ 審判批判とカマヴィンガへの擁護

✅ 今季の大型補強4選手の深刻な低迷

✅ 次期監督候補と来季のスカッド再建計画

✅ トレントとカルバハルのW杯へ向けた熾烈なアピール合戦

✅ 輝きを放つアルダ・ギュレルとムバッペへの評価

✅ アストン・ビラが狙う至宝ティアゴ・ピタルチ

✅ カスティージャのプレーオフ争いとシャビ・アロンソの苦悩

✅ フベニールAがUEFAユースリーグ決勝に挑む

✅ テバス会長とバルトメウ元会長からの外部批判

■【ベルナベウでのアラベス戦とアルベロア監督の徹底抗戦】

 

アリアンツ・アレーナでのバイエルン・ミュンヘン戦で4-3で敗れ、チャンピオンズリーグから姿を消したレアル・マドリードは、非常にデリケートな状況の中でラ・リーガ第33節、デポルティーボ・アラベス戦をサンティアゴ・ベルナベウに迎える。バルセロナが79ポイントで首位を走り、マドリードは70ポイントで2位。残り7試合で9ポイントという絶望的な差をつけられており、実質的にタイトル無しのシーズンが確定的な状況下で火曜日の21時30分にキックオフを迎える。対するキケ・サンチェス・フローレス率いるアラベスは、降格圏からわずか1ポイント差という切羽詰まった状況にあり、最近2試合を連続で引き分けている。累積警告で欠場するレバクを除き全選手を起用して、ベルナベウでの奇跡と勝ち点奪取を狙っている。なお、前半戦のメンディソロサでの対戦では、ムバッペとロドリゴのゴールによりマドリードが1-2で辛勝している。

 

アルベロア監督は試合前の記者会見で、自身の進退についての質問が集中する中、徹底抗戦の構えを見せた。『それは私に責任がある決定ではありません。私の将来については全く心配していません。私が心配しているのはこの7試合、特に明日の試合です』『質問をするのはあなた方であって私ではありませんし、あなた方は自由に質問できます。私が心配しているのはこの7試合で、明日の試合から始まります』『同じことを言います。これらはクラブの決定です。私は毎週クラブと直接コミュニケーションを取っており、非常に素晴らしい関係を築いていますが、私が心配している唯一の未来は明日のものです。これらは見た目以上に重要な7試合です。それを明日証明しなければなりません』と、自身の将来よりも目の前の試合に全力を尽くす姿勢を強調した。さらに、『最初から始めるのと、多くの負傷者や状況を抱えてシーズン途中に到着するのは同じではないと考えています。あまり多くの熟考は必要ありません。素晴らしいチームがあると思います。タイトルを争うために革命は必要ありません。私たちは勝つために戦います』と、現行のスカッドへの信頼とプライドを口にした。

 

また、選手との関係性についても『馴れ合いや友情という感覚はありません。私はそれ以外のサッカーの理解をしていません。それは、あなたがうまくやっていないとか、修正すべきことがないという意味ではありません。それ以上に、私たちが皆仕事に来たいと思うことが重要です。常に良い瞬間があったことは知っていますが、だからと言って面と向かって物事を言わないわけではありません。それは成功でしたし、ロッカールームはそのようでなければなりません』と明かした。ベルナベウでのブーイングの懸念については、『心配していません。街でマドリディスモがチームと共にあると感じたので、心配していません。私たちは良い試合をして、ベルナベウの拍手を勝ち取らなければなりません。もし観客に私たちと共にあってほしいなら、それを証明しなければなりません。ビッグマッチと同じようにすることです。それは改善すべき課題です』と述べた。自身のメンタル状態についても、『私はいつも元気です。自分自身を多くの力とエネルギー、野心を持った人間だと考えています。私は家に引きこもることはなく、外に出ることができ、水曜日のチームの試合に対するマドリディスモの誇りを感じました。彼らがどのようにプレーしたかを誇りに思うベルナベウを明日期待しています。街での感情は、私たちが準決勝にいること、あるいは準決勝にいる可能性を奪われたというものです。それが私が感じることができたことです。それは私を幸せにします』と前を向いた。マドリードが2シーズン連続でタイトルなしに終わるのは、実に20年ぶりの非常事態となる。過去にタイトルなしで終わった2024/25シーズンはカルロ・アンチェロッティが、2020/21シーズンはジネディーヌ・ジダンがそれぞれクラブを去っている。

 

アラベス戦のスタメンについて、アルベロア監督は奇跡を信じてローテーションをほとんど行わない方針だ。ロドリゴとクルトワは数週間前からの負傷で欠場し、アセンシオもクラブの医療サービスにより細菌性腸炎と診断されて欠場が確定している。中盤では、ミュンヘンでの出場停止からチュアメニが復帰し、バルベルデ、アルダ・ギュレル、ベリンガムと中盤を構成するのが順当だ。ピタルチは再びメンバー外となる。守備陣は欠場者がおらず、フイセンが復帰してリュディガーかミリトンのどちらかを休ませる見込みだ。ミリトンは何ヶ月にも及ぶ長期離脱から復帰して以降、見事なプレーを見せている。攻撃陣は疑問の余地なく、ムバッペとヴィニシウスのコンビが前線に並ぶ。メレンゲの観客が彼らをどう迎えるかが見ものだ。予想されるスタメンは以下の通り。ルニン、アレクサンダー=アーノルド、フイセン、ミリトン、カレラス、バルベルデ、チュアメニ、ベリンガム、ギュレル、ムバッペ、ヴィニシウス。試合の模様はDAZNまたはMovistar PlusのDAZN LaLigaチャンネル、そしてOrange TVのプラットフォームで放送される。(via SPORT) / (via Estadio Deportivo) / (via MARCA)

 

■【審判批判とカマヴィンガへの擁護】

 

アルベロア監督の記者会見は、審判への強烈な不満を表明する場ともなった。特にジローナ戦でヴィトール・レイスがムバッペにヒジ打ちを見舞った場面や、バイエルン戦でヴィンチッチ主審がボールを蹴り飛ばしたカマヴィンガを退場させた判定に対して怒りを露わにしている。『ジローナ戦で経験したような状況が、マドリードにとってチャンピオンズリーグを勝つことよりもリーグを勝つことを難しくさせています。何らかの理由を見つけるでしょうし、多くの人の目には明らかです』と述べ、さらに『この数ヶ月、アイデンティティの低いライバルよりも、大きな試合でより良いパフォーマンスを発揮してきたと思います。この3ヶ月について話すなら、我々には多くの改善の余地があります』と付け加えた。

 

バイエルン戦で退場処分を受け、激しい非難の的となっているエドゥアルド・カマヴィンガについても、アルベロアは全力で擁護した。『カマヴィンガは皆と同じように傷ついています。それは明らかで、すべての光において、審判の重大なミスでした。彼がイエローカードを持っていることを知らなかったのは明らかです。私には非常に重大なミスに思えます。そして、カードを持っていなくても、あのような試合で選手を大きく条件付けることになります。試合で起こるべきではないミスです』と主審を非難。さらに『カマヴィンガは傷ついており、ロッカールームでの重要性を知っています。彼は2つのチャンピオンズリーグを勝ち取り、24歳でワールドカップ、ユーロでプレーしました... 彼はたくさん、そしてとても良くプレーしました。彼は私とクラブの信頼、そしてファンの愛情を頼りにしていますし、彼がここでもっと長年いられることを願っています』と厚い信頼を強調した。

 

そのカマヴィンガ自身は、怪我とプレーの不安定さに苦しむ複雑なシーズンを送っている。シャビ・アロンソ体制から現在のアルベロア体制に至るまで、なかなか安定したパフォーマンスを発揮できていない。歯の問題や足首の違和感(後に筋肉のトラブルと判明)により、マンチェスター・シティ戦やアラベス戦を欠場するなど離脱を繰り返した。シティ戦に間に合わせるために手術を回避する決断も下している。バイエルン戦ではチュアメニが不在の中、中盤の要としてスタメンから外されたことに大きなショックを受けており、そこからの途中出場で2枚目のイエローカードを受けて退場となった際には、ロッカールームへ向かう道中で涙をこらえきれなかった。来季の売却候補として名前が挙がっているものの、カマヴィンガ自身は決して諦めておらず、マドリードを離れる意思は全くない。残りのリーグ戦7試合はプレッシャーのない中で感覚を取り戻す機会であり、アラベス戦はマドリディスモとベルナベウの信頼を再び勝ち取るための新たなキャリアのスタート、まさに火の試練となる。(via SPORT) / (via MARCA) / (via AS)

 

■【今季の大型補強4選手の深刻な低迷】

 

カルロ・アンチェロッティの退任後、レアル・マドリードは守備陣の再建を目指し、夏の移籍市場で大規模な投資を行った。しかし、その「リニューアル計画」は現在、完全に破綻している。ボーンマスから6200万ユーロで獲得したディーン・フイセン、ベンフィカから5000万ユーロで獲得したアルバロ・カレラス、リバプールからフリーで加入したもののクラブW杯出場のために500万から1000万ユーロが支払われたトレント・アレクサンダー=アーノルド、そしてリーベル・プレートから移籍金と税金合わせて6300万ユーロで獲得したアルゼンチンの至宝、フランコ・マスタントゥオーノ。これら4人の新戦力は、いずれも期待を大きく裏切っている。

 

シーズンで最も決定的な試合となったバイエルン・ミュンヘン戦でスタメンに名を連ねたのはトレントのみであり、マスタントゥオーノは奇跡を求めて89分から出場しただけだった。フイセンとカレラスに至っては出番すら与えられなかった。シャビ・アロンソ体制の初期には、この4人は重用されていた。特にフイセンはリュディガーとミリトンの負傷離脱中に若くして定位置を確保し、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表にも定着して絶賛を浴びた。しかし、主力CBコンビが復帰し、大一番でのパフォーマンスに疑問符がつくと出場機会を失い、ベルナベウの観客からブーイングを浴びるまでになった。カレラスも同様に、ダービーマッチやバイエルン戦の1stレグでの低調なプレーが響き、今季わずか5試合しか出場していないフェルラン・メンディにポジションを奪われた。アルベロア監督はシティ戦の1stレグやバイエルン戦でメンディを起用し、そのパフォーマンスに納得している。

 

トレントは度重なる怪我に苦しんだ末にシーズン終盤になってようやくポジションを確保したが、彼の最大の武器であるキック精度や推進力は手遅れになってから発揮され始め、守備面での脆弱さという課題は未だに解消されていない。最も急激な失速を見せているのがマスタントゥオーノだ。チームが首位を走っていたシャビ・アロンソ体制では常にプレーし、攻撃面での派手さはなくともその献身的な働きが評価されていた。しかし、クラシコでスタメン落ちしたことを皮切りに、恥骨の違和感も重なって調子を落としていった。アルベロア監督就任後もその傾向は変わらず、さらにヘタフェ戦のロスタイムに不必要なレッドカードを受けて2試合の出場停止処分を科されたことが致命傷となった。右ウイングとしての適応に苦しみ、彼が最も得意とする中央のポジションにはライバルが多すぎる。クラブは彼を未来への投資と考えており、今季は適応の年と位置づけているが、これ以上の失敗は疑いなく大きな騒動を呼ぶだろう。(via MARCA)

 

■【次期監督候補と来季のスカッド再建計画】

 

奇跡が起きてチャンピオンズリーグを制覇しない限り、アルベロア監督の来季続投はほぼ絶望視されている。クラブはすでに最高レベルの代替候補のリストを作成しており、フロレンティーノ・ペレス会長ら首脳陣が最も好んでいるのは、過去にも接触があったユルゲン・クロップとマウリシオ・ポチェッティーノだ。ディディエ・デシャンの名前も挙がっているが、フランス代表を率いてワールドカップを戦った後の合流となるため、プレシーズンを適切に計画できないという懸念がある。また、ジョゼ・モウリーニョ復帰の噂も根強い。現在ベンフィカと2027年まで契約を結んでいる63歳のポルトガル人指揮官は、12月にシャビ・アロンソが解任された際には就任を否定したものの、現在は何も否定していない。ペレス会長とは良好な関係を保っており、もし電話があれば話を聞く姿勢だという。しかし、現状でマドリードからモウリーニョへの明確な接触はなく、クラブ上層部の周辺では彼の復帰を否定的に捉え、直接候補から除外している人々もいる。

 

選手層についても、今季のスカッドが圧倒的に不足していることは内外で共通の認識となっている。かつてジネディーヌ・ジダン政権の第一期には、チャンピオンズリーグ用の「チームA」とリーグ戦用の「チームB」を完全に分けられるほどの選手層を誇っていたが、その豊かさは完全に失われた。来季(2026-27シーズン)に向けて、クラブは深いレベルでの再構築を迫られている。

 

補強の優先ポイントは明確に「守備」「創造性」「深み」の3つだ。センターバックの獲得はほぼ確実視されており、すぐに重要な役割を担い、プレーでリーダーシップを発揮できる選手が求められている。現在最も有力視されているのが、今夏で契約が切れ、いまだ契約延長に至っていないイブラヒマ・コナテだ。さらに、ボルシア・ドルトムントのニコ・シュロッターベックも候補に挙がっている。彼は最近契約を更新したばかりだが、レアル・マドリードに有利に働く罠のような契約解除条項が設定されているという。中盤では、ゲームに意味と落ち着きをもたらすことのできるヴィティーニャのようなクリエイティブなプロファイルが急務となっている。チェルシーのエンソ・フェルナンデス(最近マドリードでのプレーを希望するような態度を見せて罰せられたばかり)や、マンチェスター・シティのロドリ・エルナンデスといった名前も検討されている。また、今度のワールドカップでブレイクする新星を青田買いする可能性も排除されていない。

 

攻撃陣では、右ウイングの層の薄さが浮き彫りとなった。ロドリゴ・ゴエスが緊急対応として素晴らしいパフォーマンスを見せる時期もあったが、彼は本来のスペシャリストではない。クラブは深み、突破力、幅をもたらす純粋なウイングの獲得を目指している。右サイドバックについては、ダニ・カルバハルの退団の可能性が高まっており、大きな変化が予想される。クラブはヨーロッパ中のクラブから関心を集めるスペイン代表の逸材、カンテラのヘスス・フォルテアに重要な役割を与えることを検討している。同時に、トレント・アレクサンダー=アーノルドがより決定的な役割を担う可能性もあるが、移籍市場で掘り出し物を探すことも十分に考えられる。さらに、レンタル移籍中のニコ・パスとエンドリッキが、より成熟し経験を積んで帰還する。彼らは今度こそスカッド内でより重要な役割を与えられ、新プロジェクトの積極的な一員となることが約束されている。マドリードはこの夏、必要な再建を断行し、このユニフォームにふさわしくない選手には早々に去ってもらう覚悟だ。(via SPORT) / (via Mundo Deportivo)

 

■【トレントとカルバハルのW杯へ向けた熾烈なアピール合戦】

 

レアル・マドリードにとって残り7試合のリーグ戦は消化試合の色合いが強いが、ワールドカップ出場を目指す選手たちにとっては極めて重要なアピールの場となる。特に右サイドバックのポジションでは、トレント・アレクサンダー=アーノルドとダニ・カルバハルがそれぞれの代表チームでの生き残りをかけて熾烈な戦いを繰り広げている。

 

トレントはマドリードでの1年目で守備面に多くの課題を残し、これまでに1,382分間プレーしているものの、イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督の構想からは完全に外れている。トゥヘルはベン・ホワイトやティノ・リヴラメントを優先しており、トレントが最後に代表でプレーしたのは2025年6月のアンドラ戦でのわずか30分弱。先発出場に至っては、自身がゴールを決めた2024年10月のフィンランド戦(1-3)まで遡らなければならない。怪我の影響もあり、メキシコでのW杯に臨む26人のメンバーに入るためには、残りのシーズンで指揮官の評価を覆す圧倒的なパフォーマンスが求められる。

 

一方のダニ・カルバハルは、重傷から復帰して9月のブルガリア戦でスペイン代表への復帰を果たしたものの、その後再び手術を受ける事態となり、マドリードでの出場時間はわずか858分にとどまっている。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督のプランでは、現在マルコス・ジョレンテとペドロ・ポロ(現在トッテナムで降格危機の真っ只中にいる)が右サイドバックの序列で上位に位置している。カルバハルにとってこれが最後のワールドカップとなることは間違いなく、6月15日のカーボベルデ戦のピッチに立つためには、アルベロア監督からより多くの出場時間を与えられ、強烈なアピールを見せることが不可欠だ。代表のサイドバックはスペシャリストのポジションであり、ルイス・エンリケ前監督がカタールW杯直前にガヤを外してバルデを緊急招集したように、わずかな状態の差が命取りとなる。(via MARCA)

 

■【輝きを放つアルダ・ギュレルとムバッペへの評価】

 

暗い話題が多い中、アルダ・ギュレルの台頭は数少ない希望の光となっている。アルベロア監督は彼への賛辞を惜しまなかった。『アルダとは非常に激しい3ヶ月でした。私たちは素晴らしい関係を築き上げました。私がここに到着したとき、アルダは高い強度の重要な試合ではプレーできないと言われていました... さあ、彼がマンチェスター・シティとバイエルンに対してどのような対戦をしたか見てください。私は常に彼が持っている才能、熱意を見てきました。彼のような選手が注ぐ犠牲もです。このシーズンは彼が素晴らしいご褒美を得たものです。彼は私たちが持つ可能性のあった間違いや、途中で遭遇した浮き沈みから学ぶ方法を知っていました。彼は未来だけでなく、現在においても偉大なことを成し遂げる運命にある選手です』と手放しで絶賛した。敗北の中でも一歩前に出てリーダーシップを発揮したその姿勢は、不甲斐ないシーズンに立ち向かう模範として評価されている。カルロ・アンチェロッティが新しいリーダーへの移行について語っていたことについて問われると、アルベロアはカルバハル、ミリトン、アラバ、バルベルデ、ベリンガム、ヴィニシウス、ムバッペらを現在のリーダーとして挙げた。

 

一方、キリアン・ムバッペについてもアルベロア監督は擁護の姿勢を貫いている。バイエルン戦でのいくつかのプレーに対する批判について問われると、『いかなるプレーにおいても彼に腹を立てて終わることはできません。彼は素晴らしい対戦をしました。各試合でゴールを決め、守備でも大きな犠牲を払いました。私たちは試合が終わった後、何度も試合を見直しますが、彼がした対戦、彼がどのような選手であるかに本当に満足しています。彼はバイエルンにとって常に危険な存在でしたし、それこそが私たちが毎日見たいキリアン・ムバッペなのです』と語り、チームへの献身と攻撃面での脅威を高く評価した。ちなみに、現在のラ・リーガの得点ランキングではムバッペが287ポイント(ファンタジーポイント)、得点もトップを独走しており、ヴィニシウスも224ポイントを稼ぐなど個人の成績は残しているが、それがチームとしての勝利には直結していない現状がある。(via SPORT) / (via MARCA) / (via AS)

 

■【アストン・ビラが狙う至宝ティアゴ・ピタルチ】

 

レアル・マドリードの若き真珠、ティアゴ・ピタルチ(18歳)の動向にイングランドから熱い視線が注がれている。アルベロア監督から全幅の信頼を寄せられ、その巨大なポテンシャルを証明し続けているこの才能豊かなミッドフィールダーに対し、ウナイ・エメリ率いるアストン・ビラが強い関心を示している。報道によると、アストン・ビラのスカウト陣はピタルチを継続的に視察しており、彼を獲得するための交渉を真剣に検討しているという。しかし、ピタルチ本人の意志は固く、現時点ではレアル・マドリードのユニフォームを着て歴史に名を刻むことしか考えていないようだ。なお、アラベス戦ではトップチームの招集メンバーから外れることが決まっている。(via Mundo Deportivo) / (via SPORT)

 

■【カスティージャのプレーオフ争いとシャビ・アロンソの苦悩】

 

ラ・リーガ・ハイパーモーション昇格を目指すレアル・マドリード・カスティージャは、プリメーラRFEFの第33節でオウレンセCFとアウェーのオ・コウトで対戦し、セルヒオ・ベニトのゴールで1-1の引き分けに終わった。この結果、カスティージャは勝ち点52となり、ポンテベドラ、サモラと同ポイントで激しい5位争い(昇格プレーオフ圏内)を展開している。なお、過去の試合ではCDテネリフェがバルデベバスでカスティージャを1-3で破った記録も残っている。

 

また、トップチームをシーズン途中で解任されたシャビ・アロンソについて、リバプール時代の元チームメイトであるブラディミール・スミツェルが興味深いコメントを残している。『リバプールのファンは選手としてのシャビ・アロンソを愛しており、もちろん監督としても彼を追いかけてきました。彼らは彼がレアル・マドリードのスター選手たちを相手に苦労しているのを見ました。それはレアル・マドリードのファンに対してではなく、むしろレアル・マドリードのスター選手たちに対するものだったと思います。いつの日かシャビ・アロンソがリバプールの監督になり、スティーブン・ジェラードもそうなるかもしれません。かつてのチームメイトがそのポジションにいるのを見るのはとても嬉しいことです』と語り、スター選手たちを束ねることの難しさがアロンソの首を絞めたと分析している。(via AS) / (via SPORT)

 

■【フベニールAがUEFAユースリーグ決勝に挑む】

 

トップチームが暗雲に包まれる中、ラ・ファブリカ(下部組織)の最高峰であるフベニールAが、欧州の頂点に立つチャンスを掴んでいる。4月20日の18時45分から、スイスのローザンヌにあるStade de la Tuilièreで、クラブ・ブルージュとのUEFAユースリーグ決勝戦が行われる。レアル・マドリードがこの大会の決勝に進出するのは、ラウル・ゴンサレス監督の下でベンフィカを破り唯一のタイトルを獲得した2020年以来、実に6年ぶりのことだ。

 

チームを率いるのは、1月に就任して以来2024年からリーグ戦無敗を誇る34歳の青年監督、アルバロ・ロペス・ベルメホ。通称「スーパーロペス」と呼ばれる彼は、かつて16歳でカスティージャデビューを果たし、U-17スペイン代表キャプテンとして欧州制覇も経験した元ミッドフィールダーだ。引退後はデジタルマーケティングの世界を経て、アレビンから順に全カテゴリーの監督を歴任し、バルデベバスでの通算勝利数は153勝に達している。エンツォ・アルベス、カンパニー、ルメートル、マテオ・ガリード、ギジェ・ポンセらを擁する「2007年・2009年世代」の黄金期を牽引しており、すでに国内リーグ優勝を決めている。

 

決勝までの道のりは険しいものだった。マルセイユ、チェルシー、スポルティング・ポルトガルを撃破し、準決勝のPSG戦では絶体絶命の窮地に立たされた。しかし、10歳からバルデベバスで育ったリベルト・ナバスケスが83分に同点ゴールを決め、さらにトップチームの第3GKとしてミュンヘン遠征に帯同した直後にローザンヌへ直行した守護神ハビ・ナバロが、ロスタイムの失点の危機を防ぎ、その後のPK戦で3本のシュートを完璧に止めるというヒロイズムを見せて決勝進出をもぎ取った。対するブルージュは、準決勝でベンフィカを1-3で破り、今大会最少失点を誇る守備の堅い難敵だ。この決勝に勝利すれば、チリのサンティアゴ・ワンダラーズが待つインターコンチネンタルカップU-20への出場権も手に入れることができる。試合はReal Madrid TV、Movistar Plus+、M+ Liga de Campeonesで生中継される。(via MARCA) / (via AS) / (via SPORT) / (via Mundo Deportivo)

 

■【テバス会長とバルトメウ元会長からの外部批判】

 

マドリードの現状に対し、外部からの厳しい声も飛んでいる。ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、アルベロア監督の審判批判に対して冷ややかな反応を示した。『アルベロアの言葉はもう聞きました。ある日はこう言い、次の日には別のことを言い、そして... そう、他の人は別の意見を持っています。レアル・マドリードは競争を続けようとするべきだと思います。まだ十分なポイントがあります。バルセロナは決してすべてを勝つことはできないと確信しており、競争を続けるのに十分なポイントが残っています。もし彼がジローナ戦について話すなら、先日のバイエルン戦ではバイエルンの審判について話していました。同じ話でしたが、スロベニア人(の審判)だったからです』と、責任転嫁の姿勢をチクリと批判した。

 

さらに、FCバルセロナの元会長であるジョゼップ・マリア・バルトメウ氏も、ネグレイラ事件に関する弁明の中でレアル・マドリードを引き合いに出した。『マドリードの場合、例えば女子サッカーの審判を取り仕切っており、さらに審判のインフォーマーである女性の夫である元審判を契約しています。まあ、彼らがプロフェッショナルとして行動し、結婚を超えた関係がなければ良いと思います』と発言し、マドリードの審判へのアプローチについて皮肉めいた言及を行っている。また、メディアの一部からも『レアル・マドリードの本当の問題は監督や選手ではなく、絶対的な権力を持つフロレンティーノ・ペレス会長にあるのではないか』というオピニオン記事が掲載されるなど、クラブの根幹を揺るがす批判が噴出している。(via MARCA) / (via SPORT)

 

【本日の総括】

 

トップチームはCL敗退と無冠の危機に直面し、アルベロア監督の徹底抗戦や審判批判、大型補強選手の低迷、カマヴィンガの苦境などネガティブな話題が渦巻いています。来季に向けた監督人事や大規模なスカッド再編の噂も絶えません。しかしその一方で、アルダ・ギュレルの輝きや、欧州制覇に王手をかけたフベニールAの若き才能たちなど、未来への希望も確かに存在しています。W杯を見据えた選手たちの熾烈なアピール合戦を含め、今シーズンの残り試合から目が離せません。