RCD Mallorca
土曜日にエルダで行われたCDエルデンセ戦を0-0の引き分けで終えたマジョルカですが、無失点と勝ち点1を得たものの、その内容は今季の昇格目標に対して深い不確実性と懸念を残すものとなりました。
ルイス・ガルシア監督が率いるチームは、終始プレーのテンポが遅く、攻撃のパターンも極めて予測しやすいものでした。相手の鋭いプレスと強固に組織された守備を崩すための「プランB」を提示できず、攻めあぐねる展開に終始しました。
後半にアレックス・サラが放ったPKが、強烈にポストを叩いて失敗したシーンは象徴的でしたが、課題はそれだけにとどまりません。昇格の最有力候補として挙げられているマジョルカですが、開幕から4節ですでに勝ち点5を失っています。しかも、対戦相手はグラナダ戦を除けば、本来降格争いに関わると予想される格下のチームばかりでした。
ルイス・ガルシア監督はポゼッション中心の「ゲームの支配」を志向しており、移籍市場での中盤の補強もその方向性で行われました。しかし、現在のポゼッションは、センターバックとアンカーの間で無意味にボールを回すばかりで、縦への進出手段を欠いた形骸化したものとなっています。
ウイングなどのサイド攻撃も、今夏の主要な強化ポイントであったにもかかわらず完全に沈黙しています。ルブンボは試合を重ねるごとに信頼(クレジット)を使い果たしており、チェルダも存在感を発揮できず、交代出場したリソやロカも変化をもたらすことはできませんでした。インサイドでの連動が遅くテンポが停滞するため、サイドがボールを持った時点では相手守備のブロックが完成しており、裏のスペースを突くスピードや意外性が失われています。
さらに、流れの中からの決定力不足は危機的です。前半に決定的な好機を何度も逃したことで、自分たちの首を絞める形となり、チームに昇格の執念や絶対的な覇気が感じられないという厳しい評価が下されています。 (via SPORT)