スペイン代表デ・ラ・フエンテ監督が沈黙を破る!W杯決勝の乱闘劇を「到底許されない」と一喝、サン・マメスでのブーイングには「悲しい」と本音を吐露
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、激動のワールドカップ2026が閉幕して以来初めてラジオの生放送インタビューに応じ、大会後に巻き起こった様々な騒動について率直な想いを語りました。
まず監督が厳しく糾弾したのは、決勝戦直後にピッチ上で勃発し、アルゼンチン代表のレアンドロ・パレデスに10試合の出場停止処分が下される事態となった大規模な乱闘事件です。デ・ラ・フエンテ監督はこの一件を『到底許容できず、認められない行為』と断言。続けて、『世界中の20億人以上の人々が見守る前であのような醜悪なイメージを晒してしまった。一部の選手たちの振る舞いは、お世辞にもプロの模範と言えるものではなかった。しかし何よりも強調したいのは、我々スペイン代表の選手たちはあの大混乱における完全な被害者であったということだ。我がチームの選手たちは、いかなる衝突にも関与しておらず、ただ相手の暴力的な行動に巻き込まれただけだ。本当に被害を受け、理不尽に傷つけられたのは我々なのだ』と、対戦相手の態度を非難しつつ、自国選手たちの潔白を強く主張しました。
また、先週末のアスレティック・ビルバオの本拠地サン・マメスでの凱旋セレモニーにて、自身やウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテがスタンドの一部から激しいブーイングを浴びせられた件についても、胸の内を明かしました。選手として18年間も同クラブに尽くした歴史を持つ監督は、このブーイングに対して『ただただ、深い悲しみを覚える』と吐露。『レサマ(ビルバオの育成組織)で育った生え抜きの素晴らしい選手たちが、世界チャンピオンというフットボール界の頂点に立つ偉大な功績を成し遂げ、自らのホームへ帰ってきた歴史的な瞬間だ。もし誰もが敬意と平穏な convivencia(共存)をベースに会話を始めることができれば、すべてはとても簡単になるはずなのに』と、サポーターの寛容さを欠いた態度に苦言を呈しました。
さらに今後の代表の展望についても言及し、自身の将来に関して噂される他クラブからの接触を完全に一蹴。『私が今この瞬間、唯一求めているオファーは、現在のRFEF(スペインフットボール連盟)との契約を更新し、この家で挑戦を続けることだけだ。監督にとって、自分の国の代表を率いること以上の名誉など存在しない』と語り、2034年ワールドカップ以降も指揮を執り続けたいという異例の超長期続投への意欲を示しました。加えて、現在のスペイン代表を『フットボール史上、最も輝かしい栄光の時代を迎えている』と評し、次戦のネーションズリーグのファイナルフォー進出に向け、『ワールドカップと比較できるものは何もないが、我々にはユーロもネーションズリーグもある。このチームは常に勝利を求めて貪欲に競争することに慣れている』と自信をみなぎらせました。
最後に、若き才能たちへの評価として、バルサの超新星ラミン・ヤマルには『彼の最良の瞬間が訪れるには、まだ十分な時間が必要だ。我々はまだ、将来的に彼が到達するであろう本当の怪物としてのスケールを完全には見られていない』と語り、ジョゼ・モウリーニョ率いるレアル・マドリードで衝撃のデビュー弾を決めた元レバンテの若手FWカルロス・エスピについては、『非常に興味深いプレースタイルを持っており、これからの成長が非常に楽しみな選手だ。彼はワールドカップ前の予備リストにも入っていたし、私たちが期待している高いレベルに到達するための大きなチャンスを掴んでいる』と、大きな期待を寄せました。
(via Estadio Deportivo)