ポガチャルへの「セクハラ風」インタビュー炎上騒動、元王者コンタドールらサイクル界の重鎮たちがブエルタの過ちを厳しく指摘

現在開催中のブエルタ・ア・エスパーニャにおいて、大会側が公式に起用した女性インフルエンサーのエロラ・ジョンスが、ダブルツール覇者のタデイ・ポガチャルらに対してセクシャルな表現を含んだ非常識なインタビューを行い大炎上した事件について、自転車界の重鎮たちがついに重い口を開きました。

ブエルタ組織委員会は世論の激しい批判を受け、彼女のチームや選手へのアクセス権を大幅に制限する処分を下しましたが、著名なサイクルジャーナリストであるハビエル・アレス氏は、ユーロスポーツの生放送中に『ブエルタ側の明らかな失策であり、完全なる過ちだった』と厳しく批判。アレス氏は、若い世代や新たな観客層を取り込むために大会側がインフルエンサーを採用するアプローチ自体には理解を示しつつも、『起用した人物のキャラクター設定、そして彼女がピッチ裏で展開したコンテンツの方向性が完全に間違っていた』と切り捨てました。

これに同調した元世界王者のアルベルト・コンタドール氏も、『大会主催者側も、人選が不適切であったとすでに裏でミスを認めている』と内情を明かしました。コンタドール氏は、自転車競技をこれまでとは違う層に届けるために新しい手法を取り入れる意義を認めつつも、『外部のインフルエンサーを起用するにしても、その人物が大会の尊厳や競技の性質に合致しているか、そして何より発信すべきモラルを最低限守れているかどうかが前提だ。今回はその最低限の基準すら満たされていなかった』と指摘し、エンタメとスポーツ報道の境界線の引き方に警鐘を鳴らしました。

(via Mundo Deportivo)