審判委員会のルールブックを徹底解剖!「空中侵入」がやり直しにならない理由

なぜこれほどの明らかな侵入に見えるプレーが、主審によって違反とみなされず、やり直しの判定が下されなかったのでしょうか。その鍵は、審判技術委員会(CTA)がスペインサッカー連盟(RFEF)のウェブサイトで今シーズン開幕前に公開した最新のマニュアルにあります。

この最新のルールマニュアルによると、選手がエリア内に侵入したと判断されるのは、キッカーがボールを蹴る瞬間に、片足または両足がエリア内、あるいはペナルティエリアのライン上にあるときと厳格に定義されています。

さらにマニュアルには、侵入の有無を判定する際、空中にある選手の身体の投影部分は考慮しないという極めて重要な一文が明記されています。つまり、足がピッチの芝生に触れてさえいなければ、身体がどれだけエリア内に傾き、足が空中でラインを越えていようとも、ルール上は先入の違反とはみなされないのです。

今回のマラガ対レバンテの試合においても、レバンテのマンディの足は確かにエリア内の空中にありましたが、キックの瞬間に芝生を踏んでいなかったため、主審はやり直しを命じるに値する違反ではないと判断しました。ベティス対レアル・マドリードにおけるバルトラのケースも全く同じ理屈で流されています。 (via MARCA)