レアル・マドリード

エルチェ戦の試合前にレアル・マドリードの選手たちが着用した「セウタ支援Tシャツ」を巡り、ヴィニシウス・ジュニオール、ムバッペ、イブラヒマ・コナテの3選手がメッセージを隠すように脱ぎ捨てて批判を浴びた問題で、試合直前のロッカールームで起きていたパニックの全貌が明かされました。

テレビ番組『El Chiringuito』の取材によると、クラブから選手たちへ「セウタ支援のTシャツを着て入場する」という決定が伝えられたのは、なんとウォームアップを開始する直前のタイミングでした。しかも、選手たちにはTシャツにどのようなメッセージが書かれているのか、その背景や政治的な文脈についての十分な説明が一切なされていませんでした。

そのため、着用を指示された選手たちの間で『何のためのメッセージなのか?どんな政治的意図や問題が含まれているのか分からない』と強い疑念と不信感(ランラン)が一気に広がりました。

一度はTシャツを着てピッチに向かおうとしたものの、裏事情が分からないことを恐れてロッカールームに戻り、Tシャツを脱いで放置する選手が出現。さらに、脱いだ後に周りの様子を見て再び着直す選手が現れるなど、ロッカールーム内は完全な大混乱に陥っていました。

最終的に、クラブ幹部やスタッフからチームのキャプテン陣に対して『全員必ず着てピッチに出るように』と強硬な指示が出されたことで、選手たちは半ば強制的にTシャツを身にまとって入場することになったという、ずさんな危機管理が生んだドタバタ劇だったことが判明しました。 (via ElDesmarque)