年俸1300万ユーロ超の実績とサインオンボーナス!ラ・リーガ財務査定が突きつける多角的パラメータの壁
ラ・リーガの経済管理委員会および査定委員会が提示する財務審査の壁についても、その詳細な仕組みと数値が浮き彫りになっています。選手本人がヘタフェで低予算の給料を受け入れる意向を示したとしても、ラ・リーガはスター選手が実態と乖離した格安給与で登録され、サラリーキャップ規制を骨抜きにすることを防ぐ厳格な評価メカニズムを運用しています。
評価査定においては、単に契約書に記載された金額だけを見るのではなく、選手の過去の獲得コスト、契約解除金、年齢、市場価値、直近の成績や出場時間、代表での実績、獲得したタイトル、そして直近の契約で得ていた給与額などの多角的なパラメータが考慮されます。Capologyのデータによると、ダニ・カルバハルはレアル・マドリード時代に年俸1,300万ユーロ(約20億円)を超える額面給与を受け取っていたトップ選手です。そのため、1部リーグの最低保障年俸である19万5000ユーロなどの低額で登録しようとしても、ラ・リーガ側はこれを認めず、独自の高い算定額を人件費枠としてカウントします。さらに、フリー獲得時に支払われるサインオンボーナス(契約手当)も例外なく人件費コストに合算され、契約期間にわたって按分計上されるため、ヘタフェの給料上限枠を大きく超過する要因となっています。一部の柔軟性メカニズムも存在するものの、後日補填の義務が発生するため、クラブは非常に難しい算定作業を迫られています。(via Estadio Deportivo)