U-15からの絆が生む熱狂とカンテラ哲学の賛歌
スカウトとしてのキャリアから指導者人生をスタートさせたテルジッチ監督にとって、アスレティックが誇る下部組織(カンテラ)主体の育成重視の姿勢は、自身のフットボール観と完璧に合致するものでした。
クラブが放つ独自の魅力と、地域社会との強固な繋がりについて指揮官は情熱的に語っています。『このクラブに脈々と流れるアイデンティティと帰属意識があるからこそ、あらゆる場所でその素晴らしいエネルギーと存在の大きさを実感することができる。スタジアムのサン・マメスも、練習場であるレザマの施設も目を見張るほど見事であり、ビルバオの街全体がこのチームと共に生きている』と絶賛しました。
特に、幼少期から苦楽を共にしてきた選手たちがそのままトップチームへ上り詰めるという構造に深い感銘を受けています。『U-15といった若いカテゴリーから長年にわたって共にプレーを重ね、そのままラ・リーガの最高峰、さらには UEFAチャンピオンズリーグの舞台まで一致団結して到達できるようなクラブは、世界中を探してもほとんど存在しない。これこそが他にはない特別な何かを生み出しているのだ。選手たちは極めて野心的で勤勤であり、この伝統あるクラブのユニフォームを着て戦えることに深い誇りを抱いている』と語り、選手たちの高いモチベーションと育成システムの素晴らしさを讃えました。(via Estadio Deportivo)