モウリーニョ新体制が初陣で勝利

ホセ・モウリーニョ監督が13年ぶりにレアル・マドリードのベンチに帰還し、アルフレッド・ディ・ステファノ・スタジアムで行われたプリメーラRFEFのアルコルコンとの非公開練習試合を1-0の勝利で飾った。試合開始前の25分間のみメディアに公開され、新しいマドリードの片鱗が披露された。ワールドカップ参加組の多くが休暇中のため、トップチームからはルニン、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アルバロ・カレーラス、エドゥアルド・カマヴィンガ、アルダ・ギュレルのみが参加し、残りはカスティージャやフベニールA・Cの若手で構成された。最初のスタメンは、キャプテンマークを巻いたルニンがゴールを守り、最終ラインにアレクサンダー=アーノルド、ディーン・フイセン、ラウル・アセンシオ、カレーラス。中盤の底にセステロとカマヴィンガ、トップ下にアルダ・ギュレル、右にフランコ・マスタントゥオーノ、左にガブリ・バレロ、最前線にゴンサロ・ガルシアを配置する4-2-3-1の布陣が敷かれた。試合開始わずか1分、右サイドをドリブルで突破したマスタントゥオーノがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。しかし、キッカーを務めたアルダ・ギュレルが左足でゴール右下を狙ったシュートは、アルコルコンのGKミゲル・バニュスに完璧に読まれてセーブされ、マドリードの「PKの呪い」は継続することになった。25分ハーフで行われた前半、最も輝きを放ったのはマスタントゥオーノであり、サイドと中央を流動的に動き回り、質の高いプレーを連続して披露した。カマヴィンガもゲームメイクで存在感を示し、昨季の不振からの名誉挽回に燃える姿勢を見せた。スタンドからは、負傷からの回復に努めるミリトンとロドリゴ、そして水曜日にチームに合流したばかりのフェデ・バルベルデが試合を見守った。後半、モウリーニョ監督はメンバーを大幅に入れ替え、さらなる若手に出場機会を与えた。そして81分、カスティージャのダニエル・ヤニェスが自ら獲得したPKを確実に沈め、これが決勝点となった。モウリーニョはベンチから常に指示を飛ばし、プレシーズン初戦から高い強度と競争力を選手たちに要求していた。対戦相手であるアルコルコンのFWで、マドリード下部組織に6年間在籍したエステバン・アパリシオは、『世界最高の選手たちを相手に、モウリーニョ監督のチームと対戦できたのは夢のようだった』と興奮気味に語った。チームは今後、7月28日にレガネスと再びバルデベバスで非公開試合を行い、本格的なプレシーズンツアーへと向かう。 (via SPORT, Estadio Deportivo, MARCA, ElDesmarque)