マタラッツォ流の光と影!60分以降の「12失点」集中という致命的課題と驚異の「10人勝利」
📈 ペジェグリーノ・マタラッツォ監督率いるレアル・ソシエダは、実に解き明かすのが難しいチームです。現在ラ・リーガで6位につけ、直近6試合で勝点13を獲得(バルセロナの18pt、アトレティコ・マドリードの15ptに次ぐリーグ3位の成績)し、数年ぶりのトップ6復帰を果たすなど見事な数字を残しています。さらに特筆すべきは、今シーズンすでに「退場者を出し10人となった試合で3勝を挙げている」という前代未聞の勝負強さです。
📉 しかしその反面、守備の脆さは深刻なレベルにあります。リーグ戦8試合で15失点(1試合平均1.87失点)を喫しており、上位13チームの中で唯一、得失点差がマイナス(-3)となっています。
⚠️ 最大の謎であり課題となっているのが、失点の時間帯です。今季喫した15失点のうち、実に「12失点」が60分以降に集中しています。マタラッツォ監督の1回目の選手交代の平均時間が60.6分であることと強く奇妙な符合を見せています。
🔍 具体的な試合展開を振り返ると、失点パターンの酷似は明らかです。
・ベティス戦:63分にリケルメに決勝点を献上。
・レアル・マドリード戦:60分と80分にムバッペ、68分にヴィニシウス・ジュニオールに決められ失点。
・エルチェ戦:ジョン・マルティン退場後、67分ルマル、74分フェバスに失点し痛恨の引き分け。
・アトレティコ・マドリード戦:オチエンのハンド疑惑によるPK後、試合終了間際の6分間とアディショナルタイムで一挙3失点。
・バレンシア戦(メスタジャ):84分にベイティアの痛恨のオウンゴールで2-2の同点に追いつかれる。
・デポルティーボ戦:3-0とリードしながら61分にソリアノ、69分にパブロ・マリンの退場を誘発したエレマイのPKで2失点を喫し苦戦。
⚽️ 一方、攻撃面では素晴らしいポジティブなデータが存在します。公式戦9試合で挙げた13ゴールは、特定の選手に依存することなく「10人の異なる選手」によって記録されています。エースのミケル・オヤルサバルと久保建英は未だラ・リーガで無得点に終わっており、オルリ・オスカルソンとゴンサロ・ゲデスが各1ゴールという状況でありながら、チーム全体で得点責任を分散して勝利を手ぐり寄せています。
🧠 勇猛果敢な姿勢でチームに闘争心を注入するマタラッツォ監督ですが、試合終盤30分間のゲームコントロールと守備の安定感をいかに植え付けるかが、今後のシーズンを左右する最大の命題となります。(via NoticiasDeGipuzkoa)