バルサにコンゴスポンサー疑惑 資金洗浄や公金横領の疑いで市民から反汚職検察に告発される
FCバルセロナが今シーズンから結んでいるコンゴ民主共和国政府とのスポンサー契約が、思わぬ法的トラブルに発展している。
バルサは練習着の背中に『Visit Kongo Central』のロゴを掲出する契約をコンゴの観光省と結んでおり、4年間で最大4400万ユーロを受け取る大型契約となっている。しかし、スペインに居住するコンゴ人市民のグループが、この契約の裏に不正があるとしてスペインの反汚職検察に告発状を提出したのだ。
告発状では、このスポンサー契約を通じて資金洗浄、職権乱用、そして公金横領が行われている疑いがあると指摘している。市民グループは『医療や教育など、国民の生活向上に使われるべき貴重な公金が、サッカークラブのスポンサー料という名目で不正に流用されている』と主張し、コンゴのスポーツ大臣や契約に関わったバルサの理事たちを捜査対象にするよう求めている。コンゴ政府側は「あくまで国の観光プロモーションのための正当な投資だ」と反論しているが、モナコも同様の契約を結んでおり、そちらもすでに司法の捜査対象になっているという。
(via Mundo Deportivo)
レバンテの名物庭師の引退 38年勤め上げたライモンが地下の秘密パエリア部屋の思い出を語る
レバンテのホームスタジアム、シウダ・デ・バレンシアで38年間にわたりピッチの芝生を守り続けてきた名物グラウンドキーパー、ホセ・ラモン・フェレール、通称「ライモン」が定年退職を迎えた。
彼が働き始めた頃のスタンドはコンクリートむき出しで、雨が降るとずぶ濡れになったファンたちが『ライモン!南京錠を開けてくれ!』と叫び、彼が鍵を開けて屋根付きのエリアにファンを誘導するのがお決まりの光景だったという。
ライモンのキャリアで最も印象的なエピソードは、2003年に当時のマノロ・プレシアード監督と衝突した時のことだ。監督が「このクソみたいな芝は全く助けにならない」と批判した際、ライモンは『あんたが何様だか知らないが、監督業に専念しろ。俺は芝の世話をする。お互いの仕事に口出しするのはやめよう』と真っ向から言い返した。これがきっかけで二人は意気投合。ライモンはスタジアムの地下の用具室を改造して「エル・ラコネット(小さな隠れ家)」と呼ばれる秘密の部屋を作り、そこで選手や監督たちにパエリアを振る舞うようになった。火事でいくつかの思い出の品を失ったものの、マラドーナのユニフォームなど数々の宝物に囲まれながら、ライモンは『レバンテは私に人生を与えてくれた。ここで過ごした年月は本当に価値があった』と笑顔でスタジアムを後にした。
(via MARCA)