ストライカー補強の最優先アルバレスは難航、プランBでダルウィン・ヌニェスが浮上

バルサのストライカー補強の最優先ターゲットであるフリアン・アルバレスの獲得交渉は、袋小路に迷い込んでいる。アルバレスはワールドカップ開催中に移籍と夢の実現を公言していたが、アトレティコ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは「2億ユーロでも売らない」と徹底抗戦の構えを見せている。選手の契約解除金は5億ユーロに設定されており、バルサが提示した分割払いの1億ユーロというオファーはアトレティコから鼻で笑われる結果となった。アーセナルなど海外クラブが動かない限り、アルバレスは8月10日にシメオネ監督の下へ戻り、謝罪して残留するしかない状況に追い込まれている。

この状況を受け、バルサはプランBとしてアル・ヒラルに所属する27歳のウルグアイ代表ストライカー、ダルウィン・ヌニェスの獲得を検討している。ヌニェスはサウジアラビアのサッカーに馴染めず、欧州のトップレベル、特にバルサへの移籍を熱望している。代理人のジョルジ・メンデスが退団に向けて動いており、高額な給与の一部を放棄する覚悟もあるという。ただし、アル・ヒラルは昨夏5500万ユーロを投じて獲得しているため契約解除には応じず、買い取りオプション付きのレンタル移籍が現実的な落とし所となる。過去に2020年にもバルサはアルメリア時代のヌニェス獲得に動いたが、ベンフィカに3300万ユーロで奪われた経緯がある。

一方で、最新のAIによるデータ分析は別のストライカーをバルサに推薦している。AIが選ぶ第1候補はチェルシーの24歳、ジョアン・ペドロ。生粋のセンターフォワードではないが、ライン間での連携やプレスへの参加など、バルサのスタイルとの適合性が8点と高く評価されている。しかし、昨夏チェルシーが7000万ユーロで獲得したため、実現可能性は6点にとどまる。次点としてバイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインが挙げられている。ラインを下げてウイングに縦パスを供給する能力はバルサに完璧にフィットする(適合性9点)が、まもなく33歳という年齢から長期プロジェクトには不向き(5点)とされ、さらにバイエルンが2029年までの契約延長オファーを出したことで獲得は実質不可能となった。他にもボーンマスで13ゴールを挙げた19歳のフランス人ストライカー、エリ・ジュニア・クルピも候補に挙がったが、クラブが非売品指定をして扉を閉ざしている。AIの分析では、高額な移籍金を支払うよりも、フェラン・トーレスをメインに据えて安価な若手をローテーションに加えるか、ダルウィン・ヌニェスのレンタルでしのごうという現実的な路線も提案されている。 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

フリック監督の初陣、CEヨーロッパ戦の非公開メンバーとカンテラ抜擢

ハンジ・フリック監督の初陣となる親善試合、CEヨーロッパ戦が7月24日20時よりシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールで非公開(テレビ中継なし)で行われる。ヨーロッパはプリメーラRFEFに所属し、昨季はセグンダ昇格プレーオフ決勝まで進んだ強豪である。ホセ・マリア・ジェネ新監督が率いており、奇しくも1998年のコパ・カタルーニャ決勝で、ファン・ハールの下で実質的に指揮を執ったジョゼ・モウリーニョのバルサを破った因縁の相手でもある。

トップチームからは、アヤックスへの移籍交渉が詰めで出場が不透明なテア・シュテーゲンをはじめ、シュチェスニー、エクトル・フォルト、クリステンセン、ジェラール・マルティン、マルク・カサド、マルク・ベルナル、ルーニー・バルドグジの8名が起用可能。別メニュー調整のアラウホ、個別調整のバルデ、発熱のガリバは欠場し、金曜朝の練習に参加したばかりのアデイェミの出場もない。

この試合の目玉は、フリック監督の監視下でプレーするカンテラ(バルサ・アトレティクとフベニール)の17名の若手選手たちである。GKにイケル・ロドリゲス、アロン・ヤアコビシュビリ。DFにジョフレ・トレンツ、シャビ・エスパルト、アルバロ・コルテス、アレックス・ゴンサレス。MFにオリアン・ゴレン、トミー・マルケス、ブライアン・ファリーニャス、ギジェ・フェルナンデス、ジョルディ・ペスッケル。FWにトニ・フェルナンデス、イブラヒム・ディアラ、エブリマ・トゥンカラ、オスカル・ジスタウ、シェーン・クライファート、ハムザ・アブデルカリムが招集されている。フレンキー・デ・ヨングの負傷離脱により、ブライアン・ファリーニャスやトミー・マルケス、普段はサイドバックながらピボーテもこなせるシャビ・エスパルトらにとって、イングランド合宿の切符を掴むための極めて重要なテストとなる。 (via SPORT) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)